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モータースポーツ

角田裕毅、オーストリアGPでは「FP1で良い車に仕上げること」が好成績の条件と指摘! 一方レッドブル顧問はチームの“改称”を明言

THE DIGEST編集部

2023.06.29

 第3戦オーストラリアGP、第4戦アゼルバイジャンGPと、角田の連続入賞(いずれも10位)以降、ポイントを獲得できていないアルファタウリ。イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「ニック・デ・フリースと角田の、挽回への渇望。ここ数週間での失策と『AT04』のパフォーマンスは、ファエンツァのチームに不利益を与えている。彼らはレッドブルのホームで好成績を目指す。特に2024年に向けてまだシートが保証されていないドライバーにとって、将来のための重要なテストの場となる可能性がある」と綴っている。
 
 アルファタウリといえば、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問が「周知の通り、チーム売却の可能性は排除され、アルファタウリは2024年にローラン・メキースとピーター・バイエルという新たなリーダーを迎えることになる。そして、新しいスポンサーを獲得し、新しい名前となる」と、2021年に「トロロッソ」から変貌したチームの、さらなる改称を明らかにした(フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport.NEXTGEN-AUTO.com』より)。

 さらに、「チームの方向性は明確だ。レギュレーションが許す限り、レッドブル・レーシングに従うことになる。独自でデザインを行なうのは正しい方法ではない」と、これまでの路線を改めることも明言。同メディアは「名前が『トロロッソ』に戻るということか? おそらく。確かなことは、今後のアルファタウリの車は(レッドブルの今季の車である)『RB19』のように見えるはずだということである」と予想した。

マルコ顧問はまた、ドライバーのラインナップについても言及し、現在の2人を「基本的に、ユウキは非常に良いシーズンを送っているが、残念なペナルティーがあった。しかし、パフォーマンスは良い。一方のデ・フリースに関して、我々は満足していない」と評している。

チームが大きな動きを見せ始めたことが、角田らドライバー、さらにはスタッフに対しても、いかなる影響を与えることになるのか。奇しくもレッドブルのホームサーキットで迎える今回のレースウィークエンドは、前述の伊メディアが指摘したように、彼らにとって重要なものとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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