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バレーボール

日本女子バレー、VNL2大会連続8強も「もっと戦える」の声は根強く… 進化へ求められる創造力、海外経験、エースの覚醒

THE DIGEST編集部

2023.07.21

女子バレー日本代表の指揮を執る眞鍋監督。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

女子バレー日本代表の指揮を執る眞鍋監督。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 男子選手が積極的に海外リーグでプレーする中、女子選手で海外リーグに渡る選手もまだまだ少ないのも課題として挙げられてきた。しかし昨年は井上愛里沙と柴田真果がフランスへ渡り、今季は石川真佑が兄に続いてイタリアリーグへの参戦を表明している。ネーションズリーグでも柴田や井上はフランスでの経験を活かし、活躍する姿を見せた。

 世界と対峙する中、男子選手たちが高さに対して速さで対抗しなければならないという呪縛から解き放たれたように、自ら飛び出し体験することで、新たな可能性は広がっていくはずだ。
 
 そして、もう1つの期待材料がエースで主将の古賀紗理那の覚醒だろう。昨年のネーションズリーグでは世界を驚かせた高速バックアタックだが、今シーズンのネーションズリーグではセッターとのコンビが合わず、打ち切れないシーンも目立った。

 オリンピック予選が始まる9月までにセッターとのコンビがどれだけ確立されるか。日本が勝利するためには古賀の力は不可欠であるのは言うまでもない。オリンピック予選に向け、ネーションズリーグではポテンシャルの半分も発揮できなかったエースの覚醒に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】準々決勝アメリカ戦をプレーバック!

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