チャンピオンでありながら、スクランブル発進で大勝負に挑んだサトシ。打撃の成長も見せ、よりコンプリートなファイターに近づいているように見えた。しかし、そのサトシをもKOしてしまうのがアメリカ・メジャー戦線のトップクラス。RIZINファンにとっては厳しく、切ない一戦だった。
  　パトリッキーは試合後、朝倉未来への感謝の言葉も。来日後、未来と練習してきたという。未来を「素晴らしいファイターでビジネスマン」というパトリッキー。未来がプロデュースする“1分間格闘技”イベントBreakingDownのブラジル版をやりたいとも。

「未来はずっと笑顔を見せないから、俺もそうしたほうがいいのかな」

　そんなジョークも飛ばしたパトリッキー。あらためて「誰が相手でも叩きのめす」とGP優勝への自信も語ったのだった。

取材・文●橋本宗洋
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