首脳陣もこの結果を喜び、テクニカルディレクターのジョディ・エッギントンは「一歩前進できたと感じた前回のレース(ハンガリーGP)に続き、全体的に競争力も高まっており、ここベルギーでポイントを獲得できたことは、チーム全員のハードワークと粘り強さに対する良い報酬となった。ユウキは各タイヤセットをうまく活かして力強いレースを展開し、車をトップ10に留まらせた。ポイント争いはレースを通して実力の勝負だったので、彼も喜んでいるはずだ」と、ドライバーを褒め称えている。
そして、チーム代表のフランツ・トストは、「ユウキはミディアムタイヤで素晴らしいスタートを切り、8番手に浮上して長い間、その順位を維持した。一時6番手につけていたが、やはりライバルの方が明らかに速く、我々を追い越していった。最終的にユウキは10位でフィニッシュし、チームにとって非常に重要な1ポイントを獲得した。重要なのは、我々の空力開発が正しい方向に進んでいるということであり、これはビスターのスタッフが良い仕事をしていることの証拠だ」と語った。
姉妹チームであるレッドブルの公式サイトも、「日本人ドライバーは、その精力的な走りで、今季3度目となる10位入賞でポイントを獲得。レース序盤は彼の持ち味である勇敢な走りを見せた」と伝え、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスの1-2フィニッシュに加え、同じグループから3人がトップ10に入ったことを喜んだ。
各国の専門メディアも角田に対してはポジティブに報じており、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport.NEXTGEN-AUTO.com』は「角田はベルギーで今季最高と言えるパフォーマンスを披露。前日にコース上でミスを犯した彼は、それを取り返せたことを喜んでいる」と綴り、ブラジルのモータースポーツ専門サイト『GRANDE PREMIO』は「角田が10位入賞で“断食”終了を祝う」という表現で伝えている。
英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は「ベルギーGPの勝者と敗者」という記事において、角田を“勝者”に挙げ、「角田の活気に満ちたドライビング同様、4月以来のポイント獲得はアルファタウリにとって祝うべきものであり、また今後、これを積み上げていかなければならない。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)に対し、十分なグリップを得てポジションを逆転した場面からは、角田の好調ぶりが感じられた。チームとドライバーにとって、このポイント獲得には見るべきものがあった」と評した。
なお、前日のスプリントでダニエル・リカルドが勝利した際、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』のピットレポーターであるテッド・クラビッツ氏は「ユウキには申し訳ないが、アルファタウリのチームリーダーはリカルドだ」と語っていたが、決勝でリカルドが16位と角田を下回った後、「ユウキは今日のアルファタウリの主役だった。10位は素晴らしい結果だが、ランス・ストロール(アストンマーティン)とは僅差であり、9位になる可能性もあった。彼が実現したことに対し、嬉しく思う」と、角田を祝福している。
構成●THE DIGEST編集部
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そして、チーム代表のフランツ・トストは、「ユウキはミディアムタイヤで素晴らしいスタートを切り、8番手に浮上して長い間、その順位を維持した。一時6番手につけていたが、やはりライバルの方が明らかに速く、我々を追い越していった。最終的にユウキは10位でフィニッシュし、チームにとって非常に重要な1ポイントを獲得した。重要なのは、我々の空力開発が正しい方向に進んでいるということであり、これはビスターのスタッフが良い仕事をしていることの証拠だ」と語った。
姉妹チームであるレッドブルの公式サイトも、「日本人ドライバーは、その精力的な走りで、今季3度目となる10位入賞でポイントを獲得。レース序盤は彼の持ち味である勇敢な走りを見せた」と伝え、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスの1-2フィニッシュに加え、同じグループから3人がトップ10に入ったことを喜んだ。
各国の専門メディアも角田に対してはポジティブに報じており、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport.NEXTGEN-AUTO.com』は「角田はベルギーで今季最高と言えるパフォーマンスを披露。前日にコース上でミスを犯した彼は、それを取り返せたことを喜んでいる」と綴り、ブラジルのモータースポーツ専門サイト『GRANDE PREMIO』は「角田が10位入賞で“断食”終了を祝う」という表現で伝えている。
英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は「ベルギーGPの勝者と敗者」という記事において、角田を“勝者”に挙げ、「角田の活気に満ちたドライビング同様、4月以来のポイント獲得はアルファタウリにとって祝うべきものであり、また今後、これを積み上げていかなければならない。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)に対し、十分なグリップを得てポジションを逆転した場面からは、角田の好調ぶりが感じられた。チームとドライバーにとって、このポイント獲得には見るべきものがあった」と評した。
なお、前日のスプリントでダニエル・リカルドが勝利した際、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』のピットレポーターであるテッド・クラビッツ氏は「ユウキには申し訳ないが、アルファタウリのチームリーダーはリカルドだ」と語っていたが、決勝でリカルドが16位と角田を下回った後、「ユウキは今日のアルファタウリの主役だった。10位は素晴らしい結果だが、ランス・ストロール(アストンマーティン)とは僅差であり、9位になる可能性もあった。彼が実現したことに対し、嬉しく思う」と、角田を祝福している。
構成●THE DIGEST編集部
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