では、韓国国民が一番求めている被害者への直接の謝罪はどうするのか。これについては「ずっと被害者たちと和解しようと努力を重ねてきた。会って心の謝罪をする気持ちもある。でも、彼女たちはその機会を避けていて、連絡さえ取れない」と説明。そのうえで「弁護士を通じてひとり当たり１億ウォン（約1000万円）の金銭を要求しているだけです。法的な問題はまるで解決していません」と、新たに和解金の具体的な額面を明らかにした。

　騒動中は、韓国女子バレーボール界の女帝であり、興国生命でチームメイトだったキム・ヨンギョンとの確執も大きくクローズアップされた。その噂に対しては「報道されていた通りですよ。むしろ私が訊きたい。なぜ私がトスしたボールを彼女は７か月間、一度も打とうとしなかったのかを」と問いかけた。
  　一連の発言を受けて『東亜日報』紙は「２年前と変わらず、今回も彼女の主張に対して世論は冷ややかだ」とバッサリ。「悔しさがあったのだろうが、あの騒動のあと、初めて個人の立場で発言する場だったのだから、もっと慎重になるべきだった。淡々と謝罪だけを伝えるべきだった。これでは和解金の金額がやたらと目立ち、キム・ヨンギョンがふたたび騒動に巻き込まれただけだ。内容もタイミングも残念だった、と言うほかない」と評している。

　姉妹は現在26歳。韓国女子バレーボール代表が国際舞台で競争力を低下させるなか、一部ファンの間ではジェヨン＆ダヨンの待望論も浮上したが、やはり反発する声のほうが圧倒的に多く、瞬く間にかき消された。代表復帰は当面、実現しそうにない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】肉感あふれる美女揃い！ 韓国の人気チアリーダー“トップ８人”を厳選フォトで一挙紹介！

【記事】悪質な“いじめ”の暴露はなぜ起こったのか。被害者の怒りを買った双子妹の「匂わせ投稿」

【記事】「首にナイフを突きつけられた」“悪質いじめ”双子姉妹に逆告訴された被害者たちが悲痛な叫び！「毎日が地獄」