これで終わるかと思いきや、ダヨンがさらに畳みかけたのだ。

　８月18日、国内メディアに掲載された姉ジェヨンのインタビュー記事が削除されたことを受けて、自身のSNSを更新。「公開から約15分で理由が分からずに削除されたので、記事内で触れられた内容の証拠写真を添付しました。今後、証拠をさらに公開します」と綴り、以前にキム・ヨンギョンと交わしたと思われるトークのキャプチャ画像を紹介した。

　まずはダヨンが「毎日練習するたびに怖かったですし、本当にビクビクしていました。オンニ（姉さん）が無視して嫌っていることは試合をするときも練習するときもみんなが知っている。とても大変でした。いつもオンニが気になる嫌な行動ばかりをしているからだと分かっています。もっと気をつけるようにします」と記している、まるで反省文のような内容だ。

　それに対して返答者は「大変でも怖くても我慢しなさい。私もあなたが嫌いだけども我慢しているのだから」と素っ気なくリプライ。この発言者がキム・ヨンギョンとみられる。

　削除されたインタビュー記事内で姉ジェヨンは「今はまだすべてを明かす時ではない。でも私たちが興国生命でその選手と過ごした時期の出来事は、すべての資料が揃っている。いつか公開されるだろう。この世に秘密などないのです」と話していたという。さらなる暴露予告である。
  　そもそも、２年半前の“いじめ加害騒動”はダヨンがキム・ヨンギョンからの酷い仕打ちを匂わせる投稿が発端となり、学生時代の同級生たちが「あなたはどうだったのよ！」と怒りを爆発させたところからはじまった。とはいえ、なぜいまさらぶり返すのか。実に謎めいている。

　はたしてキム・ヨンギョン側はなんらかのアクションを起こすのか。姉妹からどんな新たな資料が飛び出すのか。いずれにせよ、泥沼化の様相を呈している。

　妹ダヨンは今夏フランスリーグのボレロ・ル・カネに加入し、新天地でプレーを続行中。一方、強力アタックが身上の姉ジェヨンは膝の怪我で2022年１月にギリシャから帰国して以降、およそ１年半に渡って所属チームがなく、実戦でコートに立っていない。一時は韓国国内のチームへの入団も取り沙汰されたが、国民の反発はいまだ根強く、なかなか実現に至らないのが現状だ。

構成●THE DIGEST編集部

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