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モータースポーツ

「信じられないほどの一貫性だ」決勝で予選以上の結果を残し続けるアロンソを母国スペイン紙が称賛! 角田裕毅のここまでの成績は!?

THE DIGEST編集部

2023.09.01

 同じ車を駆るランス・ストロールには現時点で121ポイントもの大差をつけるなど、あらゆる点で改めてその実力の高さを見せつけたアロンソ。中盤戦に入り、ライバルが車を改善させてきたこともあり、鳴りを潜める時期もあったが、ザントフォールトで復活した大ベテランの今週末について同メディアは、「フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、あるいはウィリアムズのようなライバル相手に、困難を強いられるだろうが、これまでの実績を考えれば、アロンソの表彰台の可能性は決して排除されるべきではない」と期待を寄せた。
 
 ちなみに、他のドライバーの、決勝順位が予選のそれを上回った、もしくは同順位となった回数を見ると、フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのレッドブル勢は13回、12回と、いずれもアロンソを上回っているが、前者はポールポジション9回、優勝11回という圧倒的な成績を残したのに対し、後者は予選での失敗が目立ち、車の性能を考えれば本来いるべきでないグリッドからスタートして順位を上げたという点で、大きく異なる。

 ルイス・ハミルトン(10回)、ジョージ・ラッセル(9回)のメルセデス勢も車のパフォーマンスの不安定さにより、予選で中位以下に沈んで決勝で幾らか挽回するという展開が多い。一方、フェラーリはシャルル・ルクレールが4回、カルロス・サインツが5回と非常に少なく、こちらは決勝での車の信頼性の低さ、戦略の拙さなどが結果に表われている。

 そして、アルファタウリの角田裕毅は全体で4番目に多い10回(オランダGPは降格ペナルティで予選順位が14番手→17番手)。こちらは逆に、非力な車に苦しみながらも、優れた一貫性を示し、ポイントを獲得した3戦以外でも、再三ポイント圏内に迫り、アクシデントや戦略ミスがなければ……というレースも少なくなかったことで、ポジティブに評価できるだろう。

構成●THE DIGEST編集部
 【動画】守る角田、攻めるノリス!オランダGP、見応え十分の攻防戦!

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