これには新時代到来を期待するファンも大歓声で後押しだ。

　バックステージで海野は「俺は新時代のエースになってやるぞ！　EVIL！　次はオマエだ。NEVER、オマエから奪い返してやる」と理不尽な形でタマから強奪したEVILが保持しているNEVER無差別級王座に照準を絞った。
  　今回は海野が成田に勝ったが、同世代には上村優也、辻陽太、そしてプロレスリング・ノアの清宮海斗とライバルは多い。当然のことながら、このまま成田が引き下がるとは思えないだけに、オカダに代わる日本プロレス界のエースの座を海野が引っ張る形で、この世代が競っていく。この日はそのスタートと言ってもいいだろう。オカダ以降、新世代が台頭していないだけに、ここは海野世代に期待したい。

◆新日本プロレス◆
『Road to THE NEW BEGINNING』
2024年1月23日
東京・後楽園ホール
観衆　1506人（札止め）
▼シングルマッチ（60分1本勝負）
○海野翔太（33分45秒　片エビ固め）成田蓮●
※デスライダー

文⚫︎どら増田

【動画】場外戦で海野翔太が成田蓮にパワーボムを見舞う！