新日本プロレスは、2012年の凱旋帰国からレインメーカーとして団体を牽引して来たオカダ・カズチカが契約満了により、1月末日をもって退団すると発表した。オカダは現在、棚橋弘至&石井智宏とともにNEVER無差別級6人タッグ王座を保持しているが、所属ラストマッチとなる2.11大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場大会で、TMDKの挑戦を退ければ返上という形になりそうだ。
新日本プロレスでは、アメリカAEWへの移籍が決まっているウィル・オスプレイと、「家族との時間を大切にしたい」というタマ・トンガの2選手の退団が決まっている。さらに、昨年末には柴田勝頼も退団し、AEWとの契約を結んでいる。
新社長に棚橋弘至が就任し、オカダの流出に対して潮目が変わったのでは? という見方もあったが、本人の意志は固く、団体の再建に貢献したオカダの功績を踏まえたうえで、新日本は送り出すことを決めたのだろう。新日本にとっては痛手だが、若い選手が台頭して来ているだけに、新陳代謝になるのは間違いない。
かつては「何億積まれても(海外の団体には)行かない」と公言していたオカダだが、191センチという海外でも通用する体格と、闘龍門時代にメキシコで学んだ跳躍力が買われて、世界最大のプロレス団体WWEは以前からリサーチをし続けていたとされる。
今後については、WWEまたはAEWといったアメリカの2団体に絞られることになるが、新日本時代に同じCHAOSのメンバーとして慕っていた中邑真輔が活躍しているWWE入りが濃厚。現在WWEは、ABEMAというフリーコンテンツを使って、日本進出に向けて再びギアを上げて来ている。今年中に日本公演が行なわれることも濃厚だ。そんなWWEにとって日本のトップレスラーであるオカダは喉から手が出るぐらい欲しい存在だ。
オカダの師匠であるウルティモ・ドラゴンもWWEで活躍していただけに、彼もWWEという“プロレス界のメジャーリーグ”には縁を感じているのではないだろうか。野球界では大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が唯一無二の二刀流として、米球界の歴史を次々と塗り替えてきた。プロレス界では、オカダにその壁をぶち破って欲しいところだが、まずは「残りの試合もカネの雨を降らせます」と誓った新日本での残り試合に注目したい。
取材・文⚫︎どら増田
【新日本 PHOTO】因縁のB.ダニエルソンを沈めたオカダ・カズチカの勇姿!
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【関連記事】新日本・棚橋弘至が社長就任後初戴冠で二刀流宣言!「この俺がトップを目指す限りまだまだ棚橋に引退はない」
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かつては「何億積まれても(海外の団体には)行かない」と公言していたオカダだが、191センチという海外でも通用する体格と、闘龍門時代にメキシコで学んだ跳躍力が買われて、世界最大のプロレス団体WWEは以前からリサーチをし続けていたとされる。
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