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格闘技・プロレス

IWGP初防衛、内藤哲也が新日本退団のオカダ・カズチカへの想いを吐露「オカダの活躍がなければ、俺が挫折することはなかった」

どら増田

2024.02.26

 バックステージで内藤は「このリングを去るオカダ。凱旋帰国後のオカダの活躍がなければ、俺が挫折することはなかったでしょう。でもその挫折があったからこそ、たくさん悔しい思いをして、そして悩んでメキシコに行って、ロス・インコベルナブレスに出会ったわけで。そういう意味で俺はオカダに感謝してるよ」とオカダへの想いを口にすると、「でもこのリングを離れるんだろ? じゃあ、さっさといなくなれよ。でもオカダ、 またどこかで会おうぜ、カブロン!」と内藤節でオカダにエールを送る。
 
 するとオカダは「最後に3つ(試合を)解説させてもらって、新日本プロレスの凄い闘いは観せてもらいましたし、本当にJ5Gもロスインゴももう絡めないのかなと思いましたけど、始まりが内藤さんであって、終わりがまた内藤さんだったんじゃないかと思いますし、もう新日本プロレス大丈夫だと思いますし、次やっていきたいと思います。これが本当にありがとうございました。おしまい」と、最後にリングで内藤と絡めたことが嬉しかったようだ。

 2.11大阪大会でウィル・オスプレイ、この日はオカダとタマ・トンガが新日本マットを去り、デビッド・フィンレーが「WAR DOGSが変わるという知らせを受けた」と意味深発言をしており、若干の離脱者は出るかもしれないが、この日をもってサヨナラシリーズは終わり。新日本は新たな闘いに進む。

 まずは3.6東京・大田区総合体育館で開催される『旗揚げ記念日』で内藤とSHOによるIWGPチャンピオン対決が決定。SHOはかつての相方YOHにIWGPジュニアのベルトを強奪されているだけに、心中穏やかではなさそうだが、内藤とH.O.Tの関係も根深いだけに、春の最強決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2024』直前に開催する同大会に注目したい。

◆新日本プロレス◆
『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』
2024年2月24日
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆 5,355人
◎ロスインゴ対J5G シングル5番勝負
***
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○内藤哲也(24分05秒 スイング式首固め)SANADA●<挑戦者>
※第8代王者が初防衛に成功。
***
▼敗者髪切りマッチ(30分1本勝負)
○辻陽太(28分20秒 体固め)上村優也●
※ジーンブラスター
***
▼敗者YouTubeチャンネル剥奪マッチ(30分1本勝負)
●鷹木信悟(14分45秒 バックドロップホールド)タイチ○
***
▼シングルマッチ(30分1本勝負)
●高橋ヒロム(14分45秒 スープレックス・デ・ラ・ルナ)DOUKI○
***
▼シングルマッチ(30分1本勝負)
○BUSHI(9分13秒 膝固め)TAKAみちのく●

文⚫︎どら増田

【動画】「17年間本当にありがとうございました!」オカダ・カズチカ、リング上での熱いメッセージ
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