専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

「完璧な週末」豪州GPの角田裕毅に各国メディアが高採点!! 優勝のサインツに次ぐ2位評価も!「レッドブルは来季の候補と考えているだろう」

THE DIGEST編集部

2024.03.27

 一方、『MOTORSPORT WEEK』は「9」の高採点を付与し、「オーストラリアでの角田は、地元のヒーローであるリカルドを完全に上回る週末を過ごし、さらに一歩踏み込んだドライビングを披露。チームメイトがQ1で敗退する中、角田は今季2回目のQ3進出を果たした。決勝では『VCARB01』から最大限のパフォーマンスを引き出し、成熟した見事なレースを展開。ただ、前を走るアストンマーティンには敵わなかった」と、その週末を総括している。
 
『RACE FANS』も、「角田は週末を通して素晴らしいパフォーマンスを発揮。それは、キャリアにおいて成熟したもののひとつであり、印象的だった。初日のフリー走行でピットレーンに出た瞬間から、彼は余裕を持ち、自信に満ちており、チームメイトのリカルドが迷子に見えるほどだった。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)に対するオーバーテイクはベストなアクションのひとつであり、ポイント圏フィニッシュに相応しい完璧な走りだった」と、日本人ドライバーを絶賛。採点も「8」と高かった。

 オランダのF1専門サイト『GPBLOG』は「9」の高採点で、「今RBで最も速いドライバーが誰かを明確にしたのは、なんと言っても角田だ。この日本人ドライバーは、予選でリカルドよりもはるかに速く、レースでは最大限にポイントを獲得した」と記述。対して、スペインのF1専門サイト『F1i.com』は「8.5」とした角田のオーストラリアGPを、以下のように振り返っている。

「この週末、注目の多くは地元のヒーローであるリカルドに集まっていた。それはおそらく、角田にとってうってつけの状況だっただろう。彼は黙々と仕事に打ち込み、堅実に成功を収めた。金曜日のフリー走行ではいずれもトップ10に入り、予選ではQ3進出で8番グリッドを獲得。一方、リカルドはグリッドの後方に沈んだ」

「決勝では、スタート時に順位をひとつ落としたが、その後、角田は驚くほど冷静な走りを見せ、ほとんどの周回で9番手を維持。最終ラップでのラッセルのクラッシュ、さらにフェルナンド・アロンソのタイムペナルティーのおかげで、6ポイントを獲得した。我慢強く待つ者には良いことが本当に訪れるようだ。もしかしたら、レッドブルのシート獲得の可能性もあるかもしれない」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号