一方、レッドブル昇格を強く求めたのが、英国のモータースポーツ専門メディアである『MOTORSPORT MAGAZINE』だ。同メディアは、角田について「マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がほとんどのドライバーを打ち負かしている中で、ひとりのドライバーが特に目を引いている。彼が駆る車の性能を考えれば、それはなおさらだ」と称賛し、さらに以下のように続けた。
「角田は過去9戦で5回の入賞圏内でフィニッシュし、そのうちの6戦でチームメイトを上回った。そして、全ての評論家が言うように上位5チームが固まっているにもかかわらず、今季は4戦のうちの3戦で予選トップ10入りを果たした」
「RBは、若き日本人ドライバーの素晴らしさだけで、コンストラクターズチャンピオンシップで6位につけている。鈴鹿では、素晴らしいピットストップのおかげでポイント獲得のために、戦いに踏み止まり、2台を抜き去って10番手に上がるのに成功した」
このように、角田に同メディアが期待するのは、「これまでで最も退屈なシーズンとなりつつある2025年シーズンのF1を救うことができるかもしれない唯一の存在」「魂を破壊するほどの退屈の中で、必要とされるエンターテイメントをもたらすことができるただ一人のドライバー」だからだ。
「レッドブルが日本GPやそれ以外の週末でライバルたちを圧倒している中、明らかになったことは、フェルスタッペンの支配に対する挑戦の可能性が、ミルトンキーンズのチームの内部にいるかもしれないということだ――それはレッドブル・グループによって見出され、独自のスタイルで育成された戦士であり、絶対王者にとって最大のライバルになり得る存在である」
そして最後に、「レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーとマルコ顧問はこれまで、ヴェッテル、セバスティアン・ボーデ、セバスティアン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、スコット・スピード、ダニール・クビアトといった、大胆で野心的なドライバー選択をしてきた。そして今、チームに変化をもたらす時が来た。今こそ、角田を連れて来るべきである」と記事を締めている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅、チーム一体となった“神業ピットストップ”で3台まとめてゴボウ抜き!
「角田は過去9戦で5回の入賞圏内でフィニッシュし、そのうちの6戦でチームメイトを上回った。そして、全ての評論家が言うように上位5チームが固まっているにもかかわらず、今季は4戦のうちの3戦で予選トップ10入りを果たした」
「RBは、若き日本人ドライバーの素晴らしさだけで、コンストラクターズチャンピオンシップで6位につけている。鈴鹿では、素晴らしいピットストップのおかげでポイント獲得のために、戦いに踏み止まり、2台を抜き去って10番手に上がるのに成功した」
このように、角田に同メディアが期待するのは、「これまでで最も退屈なシーズンとなりつつある2025年シーズンのF1を救うことができるかもしれない唯一の存在」「魂を破壊するほどの退屈の中で、必要とされるエンターテイメントをもたらすことができるただ一人のドライバー」だからだ。
「レッドブルが日本GPやそれ以外の週末でライバルたちを圧倒している中、明らかになったことは、フェルスタッペンの支配に対する挑戦の可能性が、ミルトンキーンズのチームの内部にいるかもしれないということだ――それはレッドブル・グループによって見出され、独自のスタイルで育成された戦士であり、絶対王者にとって最大のライバルになり得る存在である」
そして最後に、「レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーとマルコ顧問はこれまで、ヴェッテル、セバスティアン・ボーデ、セバスティアン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、スコット・スピード、ダニール・クビアトといった、大胆で野心的なドライバー選択をしてきた。そして今、チームに変化をもたらす時が来た。今こそ、角田を連れて来るべきである」と記事を締めている。
構成●THE DIGEST編集部
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