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モータースポーツ

「忘れるべき週末」「リカルドについていけず」中国GPで終始苦戦した角田裕毅への各国メディアの評価は軒並み厳しいものに…

THE DIGEST編集部

2024.04.24

 モータースポーツ専門サイト『TOTAL MOTORSPORT』は、「角田は3日間全てでペースに苦しみ、リカルドに勝つことができなかった。マグヌッセンにぶつけられてレースを終えざるを得なかったが、彼は無実だった」として、採点はなし。続いて、オランダ『GPBLOG』の採点は「5」止まりで、「マグヌッセンによってレースを早々に終わらせられることとなったが、角田自身、それまでのパフォーマンスはあまり良くなかった。上海では、リカルドが彼を完全に凌駕していた」と、チーム内対決に言及している。

 スペインのF1専門サイト『F1i.com』の採点は「6」で、「直近の2レースで連続してポイントを獲得するなど、RBのスターパフォーマーだった角田だが、中国では明らかに調子を落としており、速さではチームメイトに対抗できないようだった」とネガティブに評し、続けて以下のようにレースを振り返った。

「スプリントでは最後尾(19番手)からスタートしてすぐに順位を上げ、他車の失速やリタイアによって、最終的に16位。そして、決勝でも状況は改善せず、再び19番グリッドからスタートし、SC後のレース再開時にマグヌッセンにスピンさせられ、レースから脱落した。彼は、(サーキットを後にして)早く空港に向かえることを喜んでいたかもしれない」
 
 スポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「ユウキにとって忘れるべき週末。彼はチームメイトのペースに全くついていくことができず、レースはマグヌッセンによって早々に終わった」と終始ネガティブな寸評を綴り、こちらの採点は「5」止まりとなっている。

 最後に、英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、採点ではなくランキング形式で各ドライバーを評価。通常は、実際の順位よりも高いランクに位置することが多い角田だが、今回は「19位」。そして、同メディアの日本人ドライバーに関する寸評も厳しいものとなった。

「角田は、初めての中国GPでなかなか調子を上げられなかった。FP1ではハードタイヤの走行に集中し、セットアップのトラブルやグリップ不足に苦しんだ。2つの予選では、いずれもリカルドから大きく遅れをとり、その差はスプリント予選で約0.5秒、予選は0.3秒だった。そのため、両方のレースで順位を大幅に落とし、最後はマグヌッセンによる衝突でこのレースウィークエンドを早々に終わらせることに。今季序盤の好調なフォームが急激に低下した」

構成●THE DIGEST編集部

【動画】角田裕毅がマグヌッセンと接触…そして無念のリタイアに
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