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モータースポーツ

豪メディアが5戦終了時点でのF1各チーム&ドライバーを評価! 印象的なパフォーマンスと結果で中団のトップを走る角田裕毅に対しては?

THE DIGEST編集部

2024.04.30

 角田はオーストラリア(7位)、日本(10位)と連続して入賞を飾り、ドライバー・チャンピオンシップでは7ポイントを獲得し、ここでもトップ5のドライバー10人に次いで
11位となっている。チームメイトを予選、決勝ともに大きく上回っており日本人ドライバーに対して、同メディアは「B+」の評価を下し、その序盤戦を以下のように振り返った。

「レッドブルから称賛を受けるために、ユウキはこれ以上、何をすればいいのだろうか?昨季はニック・デ・フリースに勝利し、リアム・ローソンを上回り、そして今季はリカルドよりも良いパフォーマンスを何度も見せたが、それでも彼はシニアチームのドライバーの選択肢としては、真剣には考えられていない」

「ユウキは今季、ポイントを獲得した唯一のRBのドライバーであり、彼ひとりでチームを順位表の6位に押し上げている。ここまでの唯一の失敗は、バーレーンGPでの決勝後、リカルドに対して完全に不必要な突進を見せたが、その後、この日本人ドライバーは短気な性格を抑えることを約束し、今のところそれは守られている」
 
 対して、ここまでノーポイントのリカルドは「C」評価で、同メディアの寸評は「リカルドの非常に重要なシーズンの始まりは酷いものだった。予選、決勝の両方で角田の先行を許したが、唯一の希望の光は、レースペースでは日本人ドライバーと同等だったことだ。それでも、彼にはもっと多くのものが期待されていた」とネガティブなものとなったが、初めて予選で角田を上回った中国GPで、状況が変わる可能性も示唆している。

「上海での彼の改善は、これまでの周囲からの評価を変えつつある。新しいシャシーを手に入れた彼は、チーム内での戦いを支配し、ランス・ストロール(アストンマーティン)に追突されるまで、ポイントを獲得しそうな位置にいた。ひとつの強い週末は、彼の評価をわずかに向上させたが、このような週末がこの先も続けば、リカルドのシーズンの物語は大きく変わるだろう」

 ちなみに、全ドライバーの評価は以下の通り。

A+:マックス・フェルスタッペン(レッドブル) ドライバーチャンピオンシップ1位
A:カルロス・サインツ(フェラーリ) 4位
A:ランド・ノリス(マクラーレン) 5位
B+:セルジオ・ペレス(レッドブル) 2位
B+:オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 6位
B+:ジョージ・ラッセル(メルセデス) 7位
B+:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 8位
B+:角田裕毅(RB) 11位
B+:ニコ・ヒュルケンベルク(ハース) 13位
B:シャルル・ルクレール(フェラーリ) 3位
B:エステバン・オコン(アルピーヌ) 16位
B:ヴァルテリ・ボッタス(ザウバー) 20位
B-:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) 15位
B-:ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 19位
C:ルイス・ハミルトン(メルセデス) 9位
C:ケビン・マグヌッセン(ハース) 14位
C:ジョウ・グァンユ(ザウバー) 17位
C:ダニエル・リカルド(RB) 18位
E:ランス・ストロール(アストンマーティン) 10位
D-:ローガン・サージェント(ウィリアムズ) 21位
※オリバー・ベアマンはサウジGPで7位入賞を飾っており、ランキングでは12位

構成●THE DIGEST編集部

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