また、メディアに対しては「良いスタートを切ってポジションを上げていれば、チャンスを最大限に活かし、確実にもう1つは上のポジションでフィニッシュできたでしょう。もっと良くしなければなりませんが、それでもチームのホームレースでポイントを取れて嬉しいです」と反省点を挙げた他、現在のレースに対するアプローチを自ら説明し、より成熟してきていることを窺わせている。
「車内ではリラックスしています。車の中でお茶を飲んでいるわけではありませんが、物事を大きな視点で見られています。エンジニアとのコミュニケーションが増え、物事をよりコントロールできていると感じています。常に達成すべき目標が分かっています。焦ることが少なくなり、それが助けになっています。ストレートで速い車の後ろにつくとフラストレーションが溜まりますが、2年前なら無線を押して落ち着きを失い、もっと悪い状況に陥っていたでしょう。今では、チームと一緒に違うやり方を学びました」
RBのテクニカルディレクターであるジョディ・エッギントンは、「ユウキがポイントを獲得できたのは嬉しい」としながらも、「レース終盤には、もっと上位に行けるペースがあったため、少しフラストレーションも感じている。しかし、スタートで両ドライバーがポジションを落とし、それを取り戻すために予定よりも早くピットインする必要があった。そのため、2セット目のタイヤで想定よりも長く走らなければならなくなった」と語った。
またチーム代表のローラン・メキーズは、多くのスタッフの目前で中団争いのトップ(コンストラクターズ・ランキング6位)を守ったことを喜びながら、「今日のレースには少しがっかりしている。ユウキとダニエル(・リカルド=13位フィニッシュ)のスタートがもう少し良ければ、より良いシナリオが生まれたかもしれない」と本音も。次戦モナコGPについては、「ダニエルはこれまで4回も表彰台に上がっており(1回優勝)、ユウキも現在絶好調だ」と期待を寄せている。
角田のパフォーマンスについては、予選で彼を「イモラの週末のスターだ」と絶賛した元F1ドライバーのカルン・チャンドックが、自身がコメンテーターを務めるスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』で、「この日本人ドライバーは素晴らしい仕事を果たしている。彼はこの週末ずっと絶好調で、そのことでさらに伸び伸びと能力を発揮できている」と、決勝でも変わらず賛辞を贈った。
専門メディアの報道では、『NEXTGEN-AUTO』が「ユウキは、待ちと忍耐のレースの末、10位でフィニッシュ。彼は非常に早い段階でピットインし、その後、ローガン・サージェントの後ろに閉じ込められたが、最終的にはそれを突破した。非常に長い第2スティントの末に、イモラから15キロの位置に拠点を置くチームに貴重な1ポイントをもたらした」、ブラジルのF1専門サイト『F1MANIA』は「RBはイモラでまずまずのパフォーマンスを披露し、中団トップの地位を固めたが、それでも若干の不満を残してかの地を去った」と、それぞれ伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】一時“2番手”につけた角田の予選の好走をチェック!
「車内ではリラックスしています。車の中でお茶を飲んでいるわけではありませんが、物事を大きな視点で見られています。エンジニアとのコミュニケーションが増え、物事をよりコントロールできていると感じています。常に達成すべき目標が分かっています。焦ることが少なくなり、それが助けになっています。ストレートで速い車の後ろにつくとフラストレーションが溜まりますが、2年前なら無線を押して落ち着きを失い、もっと悪い状況に陥っていたでしょう。今では、チームと一緒に違うやり方を学びました」
RBのテクニカルディレクターであるジョディ・エッギントンは、「ユウキがポイントを獲得できたのは嬉しい」としながらも、「レース終盤には、もっと上位に行けるペースがあったため、少しフラストレーションも感じている。しかし、スタートで両ドライバーがポジションを落とし、それを取り戻すために予定よりも早くピットインする必要があった。そのため、2セット目のタイヤで想定よりも長く走らなければならなくなった」と語った。
またチーム代表のローラン・メキーズは、多くのスタッフの目前で中団争いのトップ(コンストラクターズ・ランキング6位)を守ったことを喜びながら、「今日のレースには少しがっかりしている。ユウキとダニエル(・リカルド=13位フィニッシュ)のスタートがもう少し良ければ、より良いシナリオが生まれたかもしれない」と本音も。次戦モナコGPについては、「ダニエルはこれまで4回も表彰台に上がっており(1回優勝)、ユウキも現在絶好調だ」と期待を寄せている。
角田のパフォーマンスについては、予選で彼を「イモラの週末のスターだ」と絶賛した元F1ドライバーのカルン・チャンドックが、自身がコメンテーターを務めるスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』で、「この日本人ドライバーは素晴らしい仕事を果たしている。彼はこの週末ずっと絶好調で、そのことでさらに伸び伸びと能力を発揮できている」と、決勝でも変わらず賛辞を贈った。
専門メディアの報道では、『NEXTGEN-AUTO』が「ユウキは、待ちと忍耐のレースの末、10位でフィニッシュ。彼は非常に早い段階でピットインし、その後、ローガン・サージェントの後ろに閉じ込められたが、最終的にはそれを突破した。非常に長い第2スティントの末に、イモラから15キロの位置に拠点を置くチームに貴重な1ポイントをもたらした」、ブラジルのF1専門サイト『F1MANIA』は「RBはイモラでまずまずのパフォーマンスを披露し、中団トップの地位を固めたが、それでも若干の不満を残してかの地を去った」と、それぞれ伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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