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モータースポーツ

モナコ初入賞の角田裕毅、早くも昨季の合計ポイント超えに「努力が報われた」と専門メディア。「フラストレーションを感じた」レースで我慢の8位堅持!

THE DIGEST編集部

2024.05.27

 チームポイントを24に伸ばしたランキング6位のRBは「価値あるポイント」と角田の結果をSNSで喜んだが、マシンパフォーマンスの責任者であるギョーム・ドゥゾトゥも、「さらに4ポイントを獲得できた! ユウキの8位は、強くてエネルギッシュな週末の成果だ。彼は金曜日から素晴らしいペースを見せており、我々のパッケージが向上し、中団のトップに立っていることを証明した」と角田を称賛し、その見事なタイヤマネジメントにも言及している。
 
「ユウキは良いスタートを切り、一貫したレースを展開し、この非常に特異なシナリオでタイヤを上手く管理した。赤旗の後、最良の戦略はハードタイヤで再スタートし、もうピットストップをしないことだというのは分かっていた。レースのポイントはタイヤと車の管理が中心であり、ユウキはエンジニアのサポートを受けて76周を非常に上手く走り切った」

 またチーム代表のローラン・メキーズも、「ドライバーとエンジニアは78周にわたり、タイヤを管理するためのペースを上手く調整し、素晴らしい仕事を果たした」と、チームとしての働きに満足感を示すとともに、「ユウキは本当に絶好調で、再び我々をグリッドの中団前方に押し上げ、戦略を守って非常に貴重な選手権ポイントを持ち帰った」と、日本人ドライバーに賛辞を贈った。

 現地メディアの報道を見ると、イタリア・エミリア・ロマーニャの日刊紙『Ravenna Today』は「RBがさらなるポイント獲得。角田はモンテカルロでも好成績を上げ、ファエンツァのチームを8位に導いた」と伝え、ポーランドのF1専門サイト『dziel pasje』は「角田、モナコで(ダニエル・)リカルドを上回る。ビザRBの2人のドライバーのうち、再び優れた成績を収めたのは角田だった」とチーム内対決に注目している(リカルドは12位フィニッシュ)。

『NEXTGEN-AUTO』は、「角田、モナコで価値ある4ポイントを獲得。彼は再び入賞圏内でフィニッシュした。この日本人ドライバーにとって、モナコでは初のトップ10入りとなり、フラストレーションの多かったレースで、その努力が報われたことを喜んだ」とレポートした。
 
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