当の角田本人は、この週末に向けて「ここで大きな期待を抱くことはしたくないので、どれほどの成果が出るかは言いませんが、アップデートで全体的に前進することは確実だと思います。少なくとも、シミュレーターでの走行からはそう感じています。車の特性にあまり変化は感じませんが、全体的に空力面が向上したと感じます。これは良い兆候です。もちろん、実際にコース上で確認する必要がありますが、明らかに何か(良いもの)を感じます」と、慎重ながらも好感触を得ているようだ。
「我々の強みは低速コーナーにありましたが、今は高速でのダウンフォースや抵抗の少なさが必要であり、今季は常にその点で苦労していると言えます。これからのレースでは、多くの特徴的なレイアウトの高速コーナーがあるので、そこに焦点を当てています。全体的にはそれほど悪くはありませんが、もっと高速に重点を置きたいと考えています」(英国のモータースポーツ専門サイト『MOTORSPORT WEEK』より)
ここ数年苦しめられてきた車の性能不足が今季は大きく改善され、いよいよ上位勢を食うことも可能になってきたことは、勢いに乗っている角田のさらなる快進撃の後押しになることは間違いないだろうが、一方でマークされる立場になることで、プレッシャーも一気に増すことになるだろう。
元F1王者のデイモン・ヒルは、レッドブルのペレスとの契約延長を肯定する中で、角田については「ユウキは素晴らしい仕事をしているが、レッドブルの最前線に立つプレッシャーに耐えられるかどうか分からない」との見解を示したが(英国のF1専門サイト『F1 OVERSTEER』)、今季これからの角田の戦いぶりが、彼が真にレッドブルで走るに相応しいか否かの判断材料となるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】″プッシュ解禁”のチームオーダーに力強く応える角田「それが聞きたかった」
「我々の強みは低速コーナーにありましたが、今は高速でのダウンフォースや抵抗の少なさが必要であり、今季は常にその点で苦労していると言えます。これからのレースでは、多くの特徴的なレイアウトの高速コーナーがあるので、そこに焦点を当てています。全体的にはそれほど悪くはありませんが、もっと高速に重点を置きたいと考えています」(英国のモータースポーツ専門サイト『MOTORSPORT WEEK』より)
ここ数年苦しめられてきた車の性能不足が今季は大きく改善され、いよいよ上位勢を食うことも可能になってきたことは、勢いに乗っている角田のさらなる快進撃の後押しになることは間違いないだろうが、一方でマークされる立場になることで、プレッシャーも一気に増すことになるだろう。
元F1王者のデイモン・ヒルは、レッドブルのペレスとの契約延長を肯定する中で、角田については「ユウキは素晴らしい仕事をしているが、レッドブルの最前線に立つプレッシャーに耐えられるかどうか分からない」との見解を示したが(英国のF1専門サイト『F1 OVERSTEER』)、今季これからの角田の戦いぶりが、彼が真にレッドブルで走るに相応しいか否かの判断材料となるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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