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モータースポーツ

「相対的にペレスよりも優れている」角田裕毅と現レッドブルドライバーを蘭メディアが比較!「かたや同僚を圧倒し、かたや大きく劣っている」

THE DIGEST編集部

2024.06.04

今季ドライバーズポイントで19点を挙げ、10位につける角田。(C) Getty Images

今季ドライバーズポイントで19点を挙げ、10位につける角田。(C) Getty Images

 今季、8戦中5戦で入賞を飾り、すでに昨季の獲得ポイント(17点)を上回る19点でドライバーランキング10位につけているビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅に対して、各方面からの賛辞が止むことはない。

【関連記事】「緊張感がありプレッシャーも感じた」角田裕毅、苦しみながらも再びQ3進出で8番グリッドをゲット! 専門メディアは「再び素晴らしい予選」と賛辞
 結果だけでなく、そのレースパフォーマンスも高い評価を受けており、4月に日本グランプリでニコ・ヒュルケンベルク(ハース)を追い抜いた場面により「月間オーバーテイク賞」を受賞した彼は、5月もイモラでのレースでローガン・サージェント(ウィリアムズ)を見事にかわしたことで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ヴァルテリ・ボッタス(ザウバー)とともにノミネートされている(投票は6月3日まで)。

 そんな好調の24歳に対しては、その去就にも注目が集まっているが、彼がF1デビュー時から最大の目標としている、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてのレッドブル昇格は、この姉妹チームの首脳(とりわけドライバー起用の決定戦を持つというクリスチャン・ホーナー代表)から十分な評価を受けていないという理由で、実現は難しいといわれている状況だ。

 来季のレッドブルのシート状況は、セルジオ・ペレスの契約延長が目前と報じられており、こうしたことから角田がF3時代から長く在籍したグループを離脱する可能性も示唆されているが、オランダのF1専門サイト『F1MAXIMAAL.NL』は、角田とペレスの今季ここまでのパフォーマンスを比較し、どちらがシートを獲得するのに相応しいかにまで言及した。

 同メディアは、両ドライバーがここまでの予選でともに6度のQ3進出を果たしているが、角田が初戦(バーレーン)で惜しくも11番手に終わり、第5戦中国GPでは車の明らかなグリップ不足という理由でQ2突破を逃したのに対し、メキシコ人ベテランドライバーは序盤に継続して上位グリッドを手にしていたにもかかわらず、直近の2つのレースで突然失速し、イモラで11番手、モナコでは16番手に沈んだことに注目して、「これは驚くべきことだ。彼が角田よりも速い車を持っているのにだ」と綴っている。
 
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