フランスのモータースポーツ専門サイト『AUTO Hebdo』は、「ユウキが諦めることはない。全力を尽くしているにもかかわらず、負のスパイラルに陥っていることを自覚している彼は、ハンガロリンクで再起を図るため、全ての可能性を見極めようとしている」と報じ、彼の前述のプレスリリースコメントを紹介して、「これらの言葉をコース上でのパフォーマンスに変えることが今後の課題だ」と主張している。
  　同メディアはまた、RBについても触れ、「６月中旬にカタルーニャで導入された新しい進化は期待された効果を発揮せず、ドライバーたちが間接的に大きな代償を払わされた。シーズンの重要な局面で理想的とは言えない状況に陥っているチームは、開発を継続するか、来季の準備を始めるためにゆっくりとペースを落とすか、微妙な立場に置かれている」と指摘し、以下のようにハンガリーでの彼らに期待を寄せた。

「VCARB01に合わない高速サーキットが続いた後、真逆の特性を持つハンガリーへとRBは向かう。ここでは、新しい要素が上手く機能し、角田とリカルドは再び前進できるかもしれない。しかし、その答えはコース上でのみ得られる。それまでの間、過去３レースでの不完全さを完全に解消するために、彼らは懸命に取り組む必要がある」

構成●THE DIGEST編集部

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