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格闘技・プロレス

4万8117人が大熱狂!『超RIZIN.3』平本蓮が朝倉未来に138秒で衝撃KO勝ち「1Rが特に勝負だなと思った」 敗れた未来はインスタを更新し…

どら増田

2024.07.29

 大会総括で榊原信行CEOはメインの秒殺KO劇について「高田ヒクソン戦みたいな。個人的には高田ヒクソン戦も本当に前日まで5分12Rにするとか、もう本当にルールのこととかラウンド数とか、本当に完全決着をつけるために 両陣営とやり合ったにもかかわらず、4分何秒かで高田延彦がやられるという幕切れ。あの時は負けた衝撃にファンたちはおつやのようになって、その時はワンサイドで、やっぱり高田さんにベッドしてるファンが多かったってこともあってね、もう少し重たい空気になったんですけど。今日は本当にその熱からすると、未来ファンはもう多分その時の高田延彦を信じ、愛したその当時の人たちと同じぐらいの思いで、今悲しみに打ちひしがれて苦しい思いをしてるけど、格闘技は本当にこのリアルな現実を受け止めていく、それを乗り越えていく、それを次のエネルギーにしていく。そういう力が選手も必要だし、ファンにも必要だから、この事実、現実を受け止めて、 また一方、ファンもですね、これからもRIZINを応援してくれたらいいなと」
「未来は今日インタビューも出てないと思いますけど、 メンタルもそうでしょうし、フィジカルもインタビューに今答えられる整理がつく状況じゃないと思うので、少しクールダウンして、またしっかり僕も話をしてみたいと思いますけど。今日の結果を含めて、僕がどれだけ口説いたところで、 ちょっと引退を取り消すような気持ちにさせられるかどうか、それはわからないけども、僕はなんとか未来にはね、このまま終わってほしくないなという思いを持ってはいるので、 この結果をお互い、 プロモーターとしても選手としても、もう少し自分たちの中に消化できたところで向き合ってみたいなと思います」と1997年に『PRIDE.1』東京ドーム大会で行なわれた高田延彦とヒクソン・グレイシー戦を引き合いに出して、しばらくは未来を休ませた上で、話し合いを持つという。
 
 48117人という動員数は2005年の大晦日にPRIDEで行なわれた吉田秀彦と小川直也が対戦した時に記録した49801人に迫る数字。これを叩き出したのは未来と平本のカードに他ならない。未来はこれで『超RIZIN』3連敗。29日朝には自身のインスタグラムを更新し、「自分が戦うのは一旦終わりにします」と綴り、その決意は依然変わらないようだが、果たして引退を撤回することはあり得ないのか今後の展開が注目される。

◆RIZIN◆
『超RIZIN.3』
2024年7月28日
埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)
観衆 48117人(完売御礼)
▼RIZIN MMA特別ルール:5分 5R(66.0kg)
●朝倉未来(1R2分18秒 TKO)平本蓮○
※グラウンドパンチ

取材・文⚫︎どら増田

【画像】朝倉未来がインスタに綴ったメッセージ「4万人の景色見れて良かった!」
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