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モータースポーツ

「この週末は何もかも上手くいかず」 ベルギーGPの角田裕毅に対する各国メディアの見解は厳しく…一方で「ペナルティーのために評価は難しい」とも

THE DIGEST編集部

2024.07.31

 スペインのF1サイト『F1i.com』も同採点で、寸評は「この週末の角田は、何もかもが上手くいかなかった。PU交換で60グリッド降格という大きなペナルティーを受けたことで、予選では何をしようとも最後尾グリッドに固定されてしまった(それでもQ1を突破できなかったのは良くなかったが……)」とネガティブな記述となり、さらに以下のように続けている。
 
「レースでは、ニコ・ヒュルケンベルク(ハース)やローガン・サージェント(ウィリアムズ)を上回ることはできたが、RBドライバーとしては、状況を受け入れてこの1日を乗り切る以外に良い選択肢はなかった。リカルドがトップ10入りして見事にポイントを獲得した一方で、自身は手ぶらでレースを終えることになり、さらに悔しさが増したことだろう」

 スポーツ専門サイトの『sportskeeda』は「6」の及第点評価で、「60グリッド降格ペナルティーに対し、角田にできることはほとんどなかった。今季前半戦ではまずまずの成績を残した彼が、今後もこの調子を維持できることを期待したい」と、1か月後に始まる後半戦での活躍に期待を寄せた。

 最後に英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、今回もランキング形式で全ドライバーを評価し、角田は「17位」。予選については「グリッド降格ペナルティーで最後尾スタートが決まっていたため、彼のQ1のアタックも本気のものではなく、ここで数回の走行を見せた」、レースでのパフォーマンスに対する評価も厳しいものとなっている。

「決勝は何もかもが厳しい状況であり、ドライビングは快適なものではなく、序盤にサージェントを抜いた後は、ペースに苦しんだ。ワンストップ戦略をとったにもかかわらず、ヒュルケンベルク以外のドライバーには勝てず。ペナルティーを考慮したとしても、あまり良くないレースだった」

構成●THE DIGEST編集部

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