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格闘技・プロレス

マーベラス彩羽匠が尾崎魔弓から至宝奪還で「もうOZとはかかわらない」今後は団体内闘争へ

THE DIGEST編集部

2024.08.11

 ベルトを巻いた彩羽はマイクを握ると「1年ぶりにAAAWのベルトを取り返しました。尾崎!勝ったのはウチなんだよ。もうOZとはかかわらない」とOZとの終戦を宣言。しかしリングサイドの千種を一べつした尾崎は「尾崎魔弓様様様だー!こじ開けたケンカの扉、勝手に閉めんなよ。まだまだ終わりにしねぇ。扉は閉めません!」と言い放つとマイクを投げ捨てて控室へ。彩羽は疲れた表情で「もういいよ。1年やって防衛戦も全然やらねぇくせに。今まで毒霧2回やったけど、毎回嗚咽すんだよ。もうやりたくない」と尾崎やOZとの抗争に心身ともに疲れた様子。元GAEAの加藤園子との防衛戦も見たいところだが、彩羽の周りには気がつけば桃野、川畑梨瑚、Mariaの3人が包囲網を敷いており、この3人で巴戦を行ないその勝者が次期挑戦者になりそうだ。OZとの抗争がひと段落ついたマーベラスは団体内闘争に発展していく。その様子を眺めていた千種は弟子たちの成長に笑みを浮かべながら目を細めていた。至宝の奪還と所属選手の成長がデビュー44周年を迎えた千種に対する最大のプレゼントである。
 
◆マーベラス◆
『後楽園大会』
2024年8月8日
東京・後楽園ホール
▼AAAWシングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>●尾崎魔弓(22分58秒 エビ固め)彩羽匠○<挑戦者>
※ランニングスリー
※第18代王者が3度目の防衛に失敗。彩羽が第19代王者となる。

取材・文・写真⚫︎どら増田
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