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格闘技・プロレス

最終日札止めにならずも各会場は大熱狂!ドーム満員へ求められる海野翔太ら日本人新世代の台頭――今年の「G1」に見えた新日本プロレスのいま

どら増田

2024.08.25

 ここに真っ先に着手したのが全日本プロレスで、世代交代を早く断行したことで全日本の後楽園ホール大会は毎回満員のファンが詰めかけている。プロレスリング・ノアも昨年『G1クライマックス33』に出場した清宮海斗をエースにした新時代に突入した。
 
 規模はこの2団体より遥かに優っている新日本だが、棚橋に続くピープルズチャンピオン的な雰囲気を醸し出す海野には期待したい。海野は公式戦で優勝したザックに勝利を収めており、ザックが10.14両国大会でIWGP世界ヘビー級王座に挑戦することから、もしザックが戴冠するようなことがあれば海野に挑戦権が回ってくる可能性はある。

 また辻とTAKESHITAのライバル関係もこれで終わらせるには勿体ない。1.5ドーム大会で実現すれば面白いが、どうなるのか。新世代の選手には今年の『G1』を点ではなく線にするところから、年内の闘いを繰り広げてもらいたい。そして来年は再び札止めの最終戦で真夏の最強戦士を新世代による決勝で決めて欲しい。

文⚫︎どら増田
写真⚫︎新日本プロレスリング

【動画】どちらが勝っても初優勝。真夏の最強戦士、勝ち名乗りを挙げたのは…
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