バックステージで大岩は「俺の気持ちは、リング上で言った通りです。TMDKに入っただけで、何も成績を残してない。それが俺にとってはすげえ悔しくて、だからこそ、俺は、ここじゃ負けちゃいられねえ。YOSHI-HASHIさんの戦い方は好きだし、チョップもすげえ、こっちまで燃えてくるような痛みとか、これが『プロレスやってんな』っていう、今日の試合でした。だけど、ここで負けてたら、今まで野毛道場で、プロレスリング・ノアで、そしてTMDKでやってきたことが、何の意味もなくなっちゃう。だからこそ、今年はTMDKの時代だからこそ、この俺も、この腰にベルトを巻いて、『新世代』って言われてるヤツらを、『新世代』って言われてくすぶってるようなヤツらをさっさと越さなきゃなんねえんだよ。俺は今年も、今まで以上に貪欲に、貪欲に、このリングで自分の存在をアピールしていきます」と充実した表情で前を向いた。
  　YOSHI-HASHIも「まぁ新世代、新世代って言ってるけど、俺が生きてる人生、この人生の主役は俺だから。俺は俺の人生の主役だから。俺の最高の形を見せるよ」とまだ負けるつもりはない。久々に組まれた後楽園らしいカードは今後も風物詩になるだろう。

◆新日本プロレス◆
『Road to THE NEW BEGINNING』
2025年1月23日
東京・後楽園ホール
観衆　1005人
▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負）
●YOSHI-HASHI（11分16秒 片エビ固め）大岩陵平○
※THE GRIP

文⚫︎どら増田
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