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バレーボール

途中出場の石川祐希がチームを活気づける渾身一打! ストレート完勝のペルージャがプレーオフ4強進出に王手

THE DIGEST編集部

2025.03.19

石川の渾身一打にチームメイトは沸き立った。(C)Sir Susa Vim Perugia

石川の渾身一打にチームメイトは沸き立った。(C)Sir Susa Vim Perugia

 ペルージャはその勢いのまま第3セットを序盤から大きくリード。順調に勝利へ向かうなか、3-10の場面で守備についていたOHセメニウクが、右脚内転筋の辺りを押さえてコートに倒れ込むアクシデントが発生する。同選手はプレー続行の意思を示したが、チームは石川を交代で起用する。

 レフトから放った1打目とリバウンドを狙った2打目をブロックに阻まれた石川だったが、最初のサーブでエースを決めると、さらに21-12で、オポジットのキューバ代表ハイメ・エレーラの好守を、アンダーでコート中央付近へ上げたMB元アルゼンチン代表セバスティアン・ソレの2段トスに後衛から飛び込んでの豪快弾。チームメートの奮闘を得点に変えた一打に、コートサイドの選手たちも沸き立った。大量リードのままこのセットを終えたペルージャが完勝を収めて、準決勝進出へあと1勝とした。

 石川は、3セット目中盤からの途中出場で2得点(アタック1、エース1)。負傷したセメニウクは検査を受けたとのことだが、クラブから詳細について発表があるかは今のところ不明だ。今週はミッドウィークにCEVチャンピオンズリーグ(CL)、そして週末にプレーオフ第3戦が予定されているため、石川の貢献に期待が集まることだろう。
 
 ほかの準々決勝第2戦の試合結果は、垂水優芽が所属する8位チステルナが、ホームで首位トレンティーノを3-1で倒して大金星(垂水は出場なし)を挙げる一方、6位ミラノは、大塚達宣が第1、第2セット途中から、第3セットはスタートから出場してアタックのみで4得点を挙げるも、3位チヴィタノーヴァにストレート負けを喫して初戦白星に続く連勝はならず。この2カードはそれぞれのチームが1勝1敗としたため、準決勝進出チームは、4戦目以降となることが決まった。また、5位ピアチェンツァは4位ヴェローナを3-0で下して2勝目を挙げ、ペルージャと同様に4強入りへ王手をかけた。

 日本人選手が所属するクラブの第3戦は日本時間3月24日に開催する。その前にペルージャは、ホームで行なわれるミント ヴェロバレー・モンツァとのCL準々決勝セカンドレグ(同21日午前4時30分)に臨む。

構成●THE DIGEST編集部

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