これには実況も思わず「ユウト、これで決めたんじゃないか?」と絶賛。さらにヒューストンもこの瞬間、表情を曇らせ、それを見た実況席は「ナイジャの顔を見ろ。彼も『やられたな』って顔してる」と伝えていた。
堀米は最後のランで、95.33ポイントを叩き出し逆転。劇的な展開にジャッジらの判定を待つ間も実況の興奮は冷め止まなかった。
「最後のランで別次元のスケートを見せた! 新しいリーダーだ! これ以上の舞台はないね。大一番でユウトがやってのけた」
続くヒューストンもファイブオーからフェイキー、ハーフキャブフリップを成功させるなど奮闘するが、最後の大技を失敗した。
競技は最終的に以下のような結果となった。
1位 堀米雄斗(95.33ポイント)
2位 ナイジャ・ヒューストン(93.00ポイント)
3位 ジュリアン・ アリアルディ(87.33ポイント)
・
・
・
10 位 ライアン・シェクラー(69.66ポイント)
Xゲームズで6度目の栄冠を掴んだ堀米について実況らは「見てて『マジでやばい』って思った。LAに移住してプロスケートの世界に馴染むのってすごく大変なんだ。特に、コンテストスケーターってレッテルを貼られると、『お前は本当にストリートやってんのか』ってカルチャーからツッコまれる。でもユウトは全部証明した。本物のストリートスケーターであり、ビデオパートもすごいし、こういう大会でも勝てる」とコンペティターという枠に収まらない、異次元のパフォーマンスを見せる堀米を大絶賛した。
さらには次のように称え、締めくくった。
「世界最高のスケーターの一人だってことに誰も異論はない」
本場アメリカのスケート狂らも魅了しつづける、堀米の活躍に今後も注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】シュミット、ギュネシュ、ロザマリア、古賀紗理那…パリ五輪に華を添える美女アスリートを一挙紹介!
関連記事
- 【PHOTO】大逆転で五輪連覇!スケートボード男子ストリートの堀米雄斗を厳選ショットで特集!
- 【サーフィン】世界ランク3位の五十嵐カノア、CT第9戦でブラジルの難波を攻めるも9位敗退...米サーファーに逆転許す
- 【サーフィン】五十嵐カノアが世界ランク3位浮上...残り3戦で栄冠に挑む。第8戦のライディングに称賛の嵐「昨年のイガラシとは明らかにスピードが違う」
- 「サーファーが罰金や投獄の対象」香港の神童、将来はスイスから五輪出場? “サーフィン禁止令”の強化を地元紙が憂慮「有望なスターを失うのは残念」
- 【PHOTO】パリ五輪にも出場!米国際大会で初優勝し、日本人初の快挙を成し遂げたスケートボード・永原悠路を特集!