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モータースポーツ

「到底許されないレベル」「どん底なのは明らか」 オーストリアGPの角田裕毅を、各国メディアは軒並み低評価...一方で「悪いのはRB21」と擁護も

THE DIGEST編集部

2025.07.02

 続いてオランダのF1専門サイト『RN365』は「3」と厳しい評価ながら、「予選では、マックス・フェルスタッペンとのタイム差はわずか0.263秒だったが、コースの短いオーストリアではそれが致命的な差に。コラピントをスピンさせたのも不注意だった。ツノダにとって今がどん底なのか?おそらくそれに近いだろう。とはいえ、『RB21』があまりにも扱いにくいのは彼の責任ではない。ツノダは決して悪いドライバーではないが、まるでそう見えてしまうような状況に置かれている」と、同情も示している。
 同採点としたF1専門サイト『F1i.com』は、「週を追うごとに、ツノダはどんどん落ち込んでいるように見える。オーストリアでは精彩を欠き、どん底に達しているのは明らかだ。舞台裏で様々な努力がなされているにもかかわらず、RB21のバランスの悪さによって、ツノダのドライビングに対する自信が損なわれている。彼が優れたドライバーであることは分かっている。つまり、悪いのは彼ではなく、車の方だということだ(後略)」と、こちらも彼の置かれた状況の厳しさを強調した。

 インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』の見解は、「このレースは、ツノダにとって『警鐘』となる内容だった。というのも、本来なら少なくともポイントを獲得すべきだったからだ。レッドブルの状況が彼の精神面に影響を与えているようで、最近の彼は本来の姿を見せられていない。オーストリアGPは、日本人ドライバーにとって忘れたい経験となってしまった」と、「2」という採点同様に厳しいものとなっている。

 最後に英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』のランキングでは、ついに最下位の「20位」……。「ミスが多く、ペースもなく、タイヤマネジメントもできず。信じがたいほどに酷い内容」と酷評し、さらに「これで4戦連続のノーポイント。このレース展開なら、本来は楽に6位以内でフィニッシュできるはずの車に乗っていながら、なぜ結果を出せないのか、本人もどんどん困惑を深めている様子だ」と綴り、以下のように続けた。

「現在の位置と、本来いるべき位置との差が非常に大きいと自覚していながら、エンジニアたちと綿密に分析しても、はっきりした原因を見出せていない。レースではコラピントに衝突してペナルティ。さらにタイヤの摩耗もひどく、唯一3回のピットストップが必要になった。仮に完璧なレースをしてタイヤマネジメントが改善されたとしても、14位以上になれたかどうかも怪しい。それはレッドブルのドライバーにとって、到底許されないレベルだ」

構成●THE DIGEST編集部

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