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モータースポーツ

「レースでは完全に存在感を失った」 英国GPの角田裕毅に各国メディア低評価…予選の改善で「ある程度の進歩はあった」とも

THE DIGEST編集部

2025.07.09

 スペインのF1専門サイト『F1i.com』は「2」とさらに厳しかったが、「2人目のレッドブル・ドライバーを評価するのは、依然として難しいところがある。フェルスタッペン以外のドライバーの手にかかると、RB21という車がどれほど良いのか、あるいは悪いのか、はっきりとは分からないからだ」とも指摘。とはいえ、週末の総括はやはりネガティブなものとなっている。

 
「この週末、角田は予選でQ1を突破し、これまでよりは良い走りを見せた。しかし、レースでは完全に存在感を失い、唯一の周回遅れとなってフィニッシュ。さらに追い打ちをかけるように、セーフティカー明けの再スタート後には、ベアマンをスピンさせたことで10秒ペナルティーも科せられるなど、車の性能に関係なく、角田にとっては最悪のレースだったと言えよう」

 インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「今回のユウキの走りも、またしても残念なものだった。ベアマンとのバトルではクリーンに戦えず、全体的にペースも足りていなかった。彼はこんな形でシルバーストーンでのレースを終えることを望んでいなかったはずだ。そして今、彼は“前任者”たち同様、どんどん元気をなくしているように見える」として、採点は「3」とした。

 最後に、採点ではなくランキングでドライバーを評価した英国の専門サイト『THE RACE』は、角田を実際の順位と同じ「15位」とし、「ある程度の進歩はあったが、まだ十分ではない」と総括。「ユウキにとって、またしても苦しい週末になりそうに見えたが、少しだけ状況は良くなっていた。もしホンダの設定ミスによってQ2最後のアタックでわずかにタイムを失わなければ、最終ラウンドに進出できていた可能性が高い(フリー走行1回目をアービッド・リンドブラッドに譲っていたにもかかわらず)」と、良い点にも言及している。

 そして決勝については、「レース序盤には、エステバン・オコン(ハース)やリアム・ローソン(レーシングブルズ)との接触をうまく切り抜け、ニコ・ヒュルケンベルク(ザウバー)の前を走って9番手を走るなど、しっかりとポイント圏内につけていた。しかし、タイヤの劣化によって徐々にペースが落ち、さらにベアマンとの接触で厳しい10秒ペナルティーも受けてしまい、結局今回もノーポイントに終わった」と記した。

構成●THE DIGEST編集部
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