史上初となるハイパフォーマンスユニオン勢からの連勝を逃したうえ、最近やや苦しんでいた赤いジャージーの連敗を18で止めてしまった。
約9年ぶりに日本代表のヘッドコーチに復帰して2シーズン目のエディー・ジョーンズは、「(初戦勝利を受け)感情的に2戦目に臨めなかった。準備の見直しは必要」。かつて複数国に携わってワールドカップ決勝へ進んだ名将は、最近、技術や戦術ではなく精神面で指摘することが増えたような。
スクラムハーフの齋藤直人曰く、テストマッチ(代表戦)4勝7敗と負け越した前年度と比べて「積み上がっている」。齋藤と同じ位置を争う藤原忍も、成長を実感するひとりだ。
「(ゲームプランに即した)10分ごとの役割を皆が明確にわかっていて、オーガナイズ(全体の統率)がしやすかった。(今後は)しんどくなった時に落ち着いて(プレー)できるようになりたい」
選手同士が目指すスタイルや計画を高次で共有できるようになりつつある。それと同時並行で、圧力下で球を捕る、球を保護するといった基本技術のレベルアップも待たれる。
取材・文●向風見也(ラグビーライター)
【PHOTO】世界に名を馳せるトッププレーヤー30選!
【記事】現場は賛否両論!リーグワン新登録制度で日本ラグビーは強くなるのか?「代表強化に繋がるかどうか…」「長い目で見たらよりよくなる」
約9年ぶりに日本代表のヘッドコーチに復帰して2シーズン目のエディー・ジョーンズは、「(初戦勝利を受け)感情的に2戦目に臨めなかった。準備の見直しは必要」。かつて複数国に携わってワールドカップ決勝へ進んだ名将は、最近、技術や戦術ではなく精神面で指摘することが増えたような。
スクラムハーフの齋藤直人曰く、テストマッチ(代表戦)4勝7敗と負け越した前年度と比べて「積み上がっている」。齋藤と同じ位置を争う藤原忍も、成長を実感するひとりだ。
「(ゲームプランに即した)10分ごとの役割を皆が明確にわかっていて、オーガナイズ(全体の統率)がしやすかった。(今後は)しんどくなった時に落ち着いて(プレー)できるようになりたい」
選手同士が目指すスタイルや計画を高次で共有できるようになりつつある。それと同時並行で、圧力下で球を捕る、球を保護するといった基本技術のレベルアップも待たれる。
取材・文●向風見也(ラグビーライター)
【PHOTO】世界に名を馳せるトッププレーヤー30選!
【記事】現場は賛否両論!リーグワン新登録制度で日本ラグビーは強くなるのか?「代表強化に繋がるかどうか…」「長い目で見たらよりよくなる」