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モータースポーツ

F1最終戦の“ラストラップでのドラマ”に不満続出。英代表主将も「奇妙なルール」と不満…“元凶”ラティフィは謝罪する羽目に

THE DIGEST編集部

2021.12.14

 また、かつてレッドブルでF1に参戦したオランダ人ドライバーのロバート・ドーンボスは「最終的にレースコントロールは良い決定を下した」と評価し、同じくオランダ人ドライバーでル・マン24時間レースでの優勝経験もあるヤン・ラマースは「勝敗を分けたのはセーフティーカーが出動した後のタイヤ交換の有無であり、メルセデスにもそれをやるチャンスがあったにもかかわらず、彼らはそれを逃した」と指摘した。
 
 もちろんレース関係者だけでなく、ファンも今回の一件について様々な印象を抱き、不満を持つ人々はSNSに「納得できない」「ハミルトンはタイトルを盗まれた」などと投稿したが、それらの一部はセーフティーカー出動の原因を作ったラティフィを攻撃の標的に定め、彼のSNSに批判、皮肉、なかには中傷する言葉を書き込んでいる。

 そして、ラティフィはモータースポーツ専門メディア『Motorsport-Total.com』を通して、「決して意図したことではないが、(優勝争いに)介入してしまったことを詫びるしかない。トップの状況は知らなかったし、それに影響を与えるつもりは毛頭なかった。ただ、ミスで自分のレースを台無しにしてしまった」と謝罪する羽目に……。レッドブルのホーナー代表は“救世主”ラティフィに「レッドブルを一生分提供する」と語っているが(日刊紙『Mirror』より)、カナダ人ドライバーは思わぬ災難に見舞われる羽目となった。

構成●THE DIGEST編集部

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