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日本代表

「理論上はオランダに次ぐ2位通過」米ESPNが日本のGS突破を予想 注目選手は「あまり目立たないながら実力派の...」【北中米W杯】

THE DIGEST編集部

2025.12.06

オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフB勝者との対戦が決まった日本代表。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフB勝者との対戦が決まった日本代表。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 来年6月に開幕する北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ(GS)組分け抽選会が現地12月5日、アメリカの首都ワシントンD.C.で行なわれた。ポット2の日本(FIFAランク18位)はグループFに入り、オランダ(同7位)、チュニジア(同40位)、欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、ポーランド、アルバニア、スウェーデン)との対戦が決まった。

 米スポーツ専門局『ESPN』は同日、今大会の日本について「どんな強敵でも恐れる必要はないはずだ。特に2022年にドイツとスペインという元世界王者2チームを破り、当初は突破の望みがなかったグループを首位で通過したと考えればなおさらだ」と高評価した。

 また、GSについては、「理論上はグループFで日本はオランダに次ぐ2位通過」と予想。GS突破だけでなく上位進出を狙うのであれば、可能な限り上位で通過する必要があるとしつつ、2位以内に向けて前向きに展望している。
 
「チュニジアは決して楽な相手ではなく、ヨーロッパから2番目のチームが加わるため状況は複雑になる。とはいえ、調子が良ければサムライブルーはウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれかを破れるだけの実力を備えているはずだ」

 さらに同局はオランダ戦の“キーデュエル”(カギとなるマッチアップ)に上田綺世vs.フィルジル・ファン・ダイクをピックアップ。世界最強のセンターバックの一人と相まみえる上田を次のように評した。

「久保建英や三笘薫といったスター選手が数多くいるなかで、日本の攻撃陣を牽引するのが、あまり目立たないながらも実力派の上田であるのは、少し奇妙かもしれない。華麗なフォワードではないが、ローンストライカーとしての経験が蓄積している。36キャップ16ゴールという記録からも分かるように、優れたゴールセンスを持っている」

 オランダとの通算成績は1分2敗。2010年の南アフリカW杯グループステージでは0-1で敗れた。前回22年のカタールW杯ベスト8の強豪国から初勝利を挙げられるか、今から楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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