現地12月５日、来年６月から７月に開催される北中米ワールドカップ（W杯）のグループステージ（GS）組分け抽選会が行なわれた。森保一監督が指揮を執る日本（FIFAランク18位）がオランダ（同７位）、チュニジア（同40位）、欧州プレーオフB（ウクライナ、ポーランド、アルバニア、スウェーデン）勝者と同じグループFに入るなど、全12組の顔ぶれが決まった。

　本大会への期待が高まるなか、英国のデータ分析企業『Opta』が「Optaパワーランキングによる最強グループから最弱グループまで」と題した記事を公開。“最強”にはアルゼンチン、オーストリア、アルジェリアらが入ったグループJ、２番目にはフランス、ノルウェー、セネガルらのグループIが選ばれ、ともに“死の組”だという。

　そして３番目は日本が戦うグループFだ。同社は「オランダ（レーティング：88.7）はグループFトップの有力候補だが、彼らを追い落とす自信があるのなら、それは日本（81.2）だろう。チュニジア（68.3）はこのセクションで確定しているなかで最も低い評価のチームだ。もちろん、完全に確定していないグループだ。欧州プレーオフBの勝者がここに入り、そのなかには問題を引き起こす可能性のあるチームがいる」とコメントしている。

　なお、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、欧州プレーオフD〈チェコ、デンマーク、アイルランド、北マケドニア〉勝者）が名を連ねたグループAは10番目、“最弱”はグループB（カナダ、スイス、カタール、欧州プレーオフA〈イタリア、北アイルランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ〉勝者）となった。

　同社の指標のなかで、森保ジャパンは通過が難しい方のグループに入ったようだ。
  「Optaパワーランキング」は、以下の通り。

１位：グループJ
アルゼンチン
アルジェリア
オーストリア
ヨルダン

２位：グループI
フランス
セネガル
大陸間プレーオフ２（イラク、ボリビア、スリナム）勝者
ノルウェー

３位：グループF
オランダ
日本
欧州プレーオフB（ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア）勝者
チュニジア

４位：グループH
スペイン
カーボベルデ
サウジアラビア
ウルグアイ

５位：グループL
イングランド
クロアチア
ガーナ
パナマ

６位：グループK
ポルトガル
大陸間プレーオフ１（コンゴ、ジャマイカ、ニューカレドニア）勝者
ウズベキスタン
コロンビア

７位：グループC
ブラジル
モロッコ
ハイチ
スコットランド

８位：グループD
アメリカ
パラグアイ
オーストラリア
欧州プレーオフC（トルコ、スロバキア、ルーマニア、コソボ）勝者

９位：グループG
ベルギー
エジプト
イラン
ニュージーランド

10位：グループA
メキシコ
南アフリカ
韓国
欧州プレーオフD（チェコ、デンマーク、アイルランド、北マケドニア）勝者

11位：グループE
ドイツ
キュラソー
コートジボワール
エクアドル

12位：グループB
カナダ
欧州プレーオフA（イタリア、ウェールズ、北アイルランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ）勝者
カタール
スイス

構成●THE DIGEST編集部

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