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海外サッカー

「スポルティング加入以来最高のプレー」2ゴールで大勝利に貢献の守田英正に現地メディアは軒並み高評価!「日本人による競技の展覧会」

THE DIGEST編集部

2023.02.03

ブラガ戦で2得点を挙げた守田。各メディアで高い評価を得た。(C) Getty Images

ブラガ戦で2得点を挙げた守田。各メディアで高い評価を得た。(C) Getty Images

 現地時間2月1日に行なわれたリーガ・ポルトガル第18節で、スポルティングはブラガに5-0で圧勝したが、ゴールラッシュの口火を切る先制点、さらにチームを勢いに乗せる2点目を挙げたのが、中盤で存在感を放った守田英正だった。

【動画】振り向き様に右足で技ありのボレー!守田が9分で決めた圧巻の今季4点目
 試合開始8分、CKでイェレミアー・セント・ユステが競り合って落としたボールに対し、角度のないところからうまく右足のボレーでバウンドに合わせてゴールネットを揺らすと、後半開始直後、味方の決定機が防がれた後、ユセフ・チェルミティのヒールパスを受けて、フリーの状態から難なく2点目のゴールを決めてみせた。

 その後、49分にブラガが数的不利を負ったことで試合は一方的なものとなり、スポルティングはマーカス・エドワーズ、マテウス・レイスの鮮やかなゴール、さらにペドロ・ゴンサウベスのPKで大量5得点を挙げ、先月19日のリーグカップ準々決勝と同スコアで試合終了。3位と4位の直接対決だったが、4位のスポルティングは勝点差を5に縮めている(3位までがチャンピオンズ・リーグ圏内)。

 結果的に決勝点を挙げ、殊勲者となった守田は12節ヴィトーリア・ギマランイス戦以来のゴールで、今季通算得点を5に伸ばし、キャリア最高記録を更新。1試合2ゴールもキャリア初であり、彼は自身のSNSで、これを誕生日を迎えた妻と娘に捧げるとともに、「シーズン後半戦はより良くなると思います。チームと自分自身を信じます」と、今後の巻き返しを誓っている。

 この試合でシュートを4本放ち、3度の決定機のうち、2つをモノにした背番号5を、リーガ・ポルトガルはマン・オブ・ザ・マッチに選定し、「守田のゴールが『ライオン』にアドバンテージを与えた」と称賛。そしてクラブは、多くのチャンスの絡み、ゴール前で猛威を振るった日本人選手のプレーを「熱狂的」と表現した。

 現地メディアの報道を見ると、ポルトガルの日刊紙『A BOLA』は「5-0の勝利の主役のひとりは日本人の守田。エドワーズ、M・レイス、P・ゴンサウベスとともにゴールを決めた」と記述。同じ日刊紙『Record』とともに、一面は喜ぶ守田の大きな写真で占められている(サッカー専門サイト『TUTTOmercatoWEB.com』より)。
 
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