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「クリンスマン号が砂嵐に囲まれた」準決勝ヨルダン戦を裁くUAE審判団に韓国メディア嘆き「中東開催で中東出身の主審が…」【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.02.06

ハッサン主審は国際経験が豊富。2018年のロシアW杯や2022年のカタールW杯をはじめACLでも笛を吹いている。(C)Getty Images

ハッサン主審は国際経験が豊富。2018年のロシアW杯や2022年のカタールW杯をはじめACLでも笛を吹いている。(C)Getty Images

 アジアカップ準決勝のヨルダン対韓国が、2月6日(日本時間24時)に行なわれる。この一戦を前に韓国メディアが注目したのは、審判団だった。試合を裁くのがUAEの審判団に決まると、通信社『Newsis』は「韓国・クリンスマン号が砂嵐に囲まれた。準決勝の試合に中東の主審が割り当てられ、警戒令が下された」と伝えた。

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「ヨルダン戦には、累積警告で守備の中心キム・ミンジェが出場できない。もしこの準決勝でレッドカードを受けたら、その選手は決勝に進んでも出場できなくなる。そうなれば大きな影響を及ぼすだろう」

 ヨルダン対韓国を裁くのは、UAE出身のモハマド・アブドゥラ・ハッサン主審だ。「中東カタールで開催される大会で、中東相手の試合に中東出身の審判団が割り当てられた。わたしたち韓国には有利な条件がひとつもないなかで、試合をしないといけない」と嘆いた。
 
 ハッサン主審は今大会、グループステージのマレーシア対ヨルダン、ラウンド・オブ16のオーストラリア対インドネシアの2試合を担当。マレーシア対ヨルダンで提示したイエローカードは1枚だったが、オーストラリア対インドネシア戦では6枚を提示している。

 それを踏まえて同メディアは、「イエローカードで試合をコントロールする傾向がある。今大会でレッドカードは1枚も出していないが、韓国選手はレフェリングの傾向を考慮しないといけない」と警鐘を鳴らした。

 ヨルダン対韓国の準決勝は両チームのパフォーマンスに加えて、ハッサン主審のレフェリングにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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