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日本代表

「堅実なバーゲン補強だと証明された」遠藤航のリバプール1年目に専門サイトは軒並み高評価!「予想以上の試合出場と期待以上の活躍」

THE DIGEST編集部

2024.05.24

リバプール1年目のシーズンを終えた遠藤。クラブ専門サイトからは高評価を得ている。(C) Getty Images

リバプール1年目のシーズンを終えた遠藤。クラブ専門サイトからは高評価を得ている。(C) Getty Images

 今季、シュツットガルトでシーズン(DFBポカール)の開幕を迎え、直後に電撃的にリバプール移籍を果たした遠藤航。ブンデスリーガのデュエル王は、プレミアリーグでのファーストシーズンで、リーグ29試合・1得点(公式戦43試合・2得点・1アシスト)の成績を残した。

【動画】遠藤航、フル出場! 最終節ウォルバーハンプトン戦ハイライト
 加入当初は世界最高峰リーグのスピードや強さに適応できず、厳しい評価を下されることも少なくなかったが、プレーを重ねることにより中盤で絶大な存在感を示すようになり、アンカーのポジションをめぐってアレクシス・マク・アリステルとどちらが相応しいかの論争が起こるまでとなった。その後も中盤の底に君臨し続け、ボール奪取や攻撃の起点としてのプレーなど攻守両面でレベルの高さを示してきた。

 ユルゲン・クロップ監督から重宝され、不可欠な存在としてピッチに立ち続けた結果、終盤には疲労が窺え、パフォーマンスが低下することもあったが、それでも出場したほとんどの試合において、現地メディアは背番号3に対しては及第点以上の評価を与えている。

 シーズンが幕を閉じた今、クラブの専門メディアはリバプール全選手の今季の働きぶりを査定しており、加入1年目からフル稼働した31歳に対しては、概ねポジティブな見解を示した。『THIS IS ANFILED』は10点満点の採点で「7」を与えており、これは評価対象となった22選手の中で10番目タイのもので、以下の寸評を綴っている。

「調子が上がるのに少し時間がかかったが、リバプールがシーズン中盤に調子を上げた際には重要な存在となった。31歳の彼は、全盛期のファビーニョ(現アル・イテハド)やロドリ(マンチェスター・シティ)のレベルに達することはないだろうが、中盤の安定した存在として依然、賢明な補強だったと思われる」

 続いて『LIVERPOOL.COM』は、「予想以上に多くの試合に出場し、期待以上の活躍をみせた。シーズン終盤には疲れが出て調子を落としたが、それはシーズン中盤までにどれだけ重要な存在だったかを物語っている。非常に価値のある補強だった」として、こちらは21選手中で6番目タイという「7.5」の高い評価を下した。
 
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