思わぬ大敗の余波が止まらない。
9月5日に埼玉スタジアム2002で行なわれた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表は中国代表に7-0の圧勝を飾り、初戦を華々しいスタートで白星発進した。現地10日には敵地でバーレーン代表と激突し、2連勝を狙う。
怒涛のゴールラッシュで爆勝し、最高のスタートを切った森保ジャパン。逆に中国は、最悪の形で初戦を迎えてしまった。
前半13分にコーナーキックから、あっさり遠藤航にヘディングで先制点を奪われると、前半終了間際には右サイド堂安律からのクロスを三笘薫が頭で流し込み、日本が2対0で折り返した。
後半も日本の攻勢は変わらず、南野拓実の技ありゴールで2点を加点。途中出場の伊東純也、前田大然にも得点が生まれ、最後は久保建英がペナルティエリア内で豪快に左足を振り抜き、ゴール右隅に決めてダメを押した。
日本に成す術なく7失点の完敗を喫した代表チームに、中国のサッカーファンは阿鼻叫喚。その不満は、いまだに噴出し続けている。中国や東南アジアのエンタメ情報を配信している総合サイト『Radio Free Asia』の中国語版によると、「中国サッカーにとって、9月5日は屈辱の日だ」と落胆。あまりの実力差に、SNS上では指揮官や選手への非難が多く寄せられているという。
同メディアによると、一部のサポーターは「ああ!話すのが恥ずかしい」と嘆き、「中国人の体格は問題ではないと思う。日本人や韓国人は同じアジア人で、彼らはW杯に連続出場している。彼らにできて、なぜ私たちはできないのか」と日本や韓国を引き出し、中国サッカーの問題点を問いかけた。
記事では「日本はアジア最強チームのひとつで、1998年フランスW杯以降は毎大会出場している。一方、我が中国は2002年に一度だけ出場権を獲得しただけなので、負けてもそれほど驚くことではない」と地力差は認めつつも、「埼玉で行なわれた木曜日の試合で、一方的なスコアで負けたことは、多くの中国人にとって受け入れがたいものだった」と記し、動揺と苛立ちを隠せなかった。
スタメン出場した中国のFW張宇寧は試合後、母国メディアに対し「この試合は、中国サッカーと日本の本当の差を証明している。最終的にスコアに反映され、中国と日本のサッカーの違いを如実に示している」と語り、「私たちはその差を認め、今後の試合でより良いパフォーマンスを発揮するよう努めるべきだ」と諭したことも、批判の的となっている。
また、クロアチア人のブランコ・イバンコビッチ監督を非難する声も上がるなか、一部のファンは反論。「監督が誰であろうと関係ない。(我々は)ただ試合から撤退すべきだ。これ以上、恥をかくわけにはいかない」と主張し、国際舞台から中国は「完全撤退すべきだ」と極端な改善策を提案する者もいる。
アウェーの地で大量失点を喫し、戦意を喪失した中国はグループCの最下位に沈み、10日にはサウジアラビアと対戦する。相手は格下のインドネシアと引き分けたことで、2戦目の中国戦は是が非でも勝利を目指してくるのは必至。ホームとはいえ、強豪相手に再び中国は厳しい戦いを強いられそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「恥ずかしすぎる!」「TVで放送しない理由が分かった」日本戦、衝撃の0-7大敗に中国人ファンは唖然呆然
9月5日に埼玉スタジアム2002で行なわれた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表は中国代表に7-0の圧勝を飾り、初戦を華々しいスタートで白星発進した。現地10日には敵地でバーレーン代表と激突し、2連勝を狙う。
怒涛のゴールラッシュで爆勝し、最高のスタートを切った森保ジャパン。逆に中国は、最悪の形で初戦を迎えてしまった。
前半13分にコーナーキックから、あっさり遠藤航にヘディングで先制点を奪われると、前半終了間際には右サイド堂安律からのクロスを三笘薫が頭で流し込み、日本が2対0で折り返した。
後半も日本の攻勢は変わらず、南野拓実の技ありゴールで2点を加点。途中出場の伊東純也、前田大然にも得点が生まれ、最後は久保建英がペナルティエリア内で豪快に左足を振り抜き、ゴール右隅に決めてダメを押した。
日本に成す術なく7失点の完敗を喫した代表チームに、中国のサッカーファンは阿鼻叫喚。その不満は、いまだに噴出し続けている。中国や東南アジアのエンタメ情報を配信している総合サイト『Radio Free Asia』の中国語版によると、「中国サッカーにとって、9月5日は屈辱の日だ」と落胆。あまりの実力差に、SNS上では指揮官や選手への非難が多く寄せられているという。
同メディアによると、一部のサポーターは「ああ!話すのが恥ずかしい」と嘆き、「中国人の体格は問題ではないと思う。日本人や韓国人は同じアジア人で、彼らはW杯に連続出場している。彼らにできて、なぜ私たちはできないのか」と日本や韓国を引き出し、中国サッカーの問題点を問いかけた。
記事では「日本はアジア最強チームのひとつで、1998年フランスW杯以降は毎大会出場している。一方、我が中国は2002年に一度だけ出場権を獲得しただけなので、負けてもそれほど驚くことではない」と地力差は認めつつも、「埼玉で行なわれた木曜日の試合で、一方的なスコアで負けたことは、多くの中国人にとって受け入れがたいものだった」と記し、動揺と苛立ちを隠せなかった。
スタメン出場した中国のFW張宇寧は試合後、母国メディアに対し「この試合は、中国サッカーと日本の本当の差を証明している。最終的にスコアに反映され、中国と日本のサッカーの違いを如実に示している」と語り、「私たちはその差を認め、今後の試合でより良いパフォーマンスを発揮するよう努めるべきだ」と諭したことも、批判の的となっている。
また、クロアチア人のブランコ・イバンコビッチ監督を非難する声も上がるなか、一部のファンは反論。「監督が誰であろうと関係ない。(我々は)ただ試合から撤退すべきだ。これ以上、恥をかくわけにはいかない」と主張し、国際舞台から中国は「完全撤退すべきだ」と極端な改善策を提案する者もいる。
アウェーの地で大量失点を喫し、戦意を喪失した中国はグループCの最下位に沈み、10日にはサウジアラビアと対戦する。相手は格下のインドネシアと引き分けたことで、2戦目の中国戦は是が非でも勝利を目指してくるのは必至。ホームとはいえ、強豪相手に再び中国は厳しい戦いを強いられそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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