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海外サッカー

セルティックの“日本人三銃士”旗手怜央、前田大然、古橋亨梧が、CLアタランタ戦で果たした役割を英国各紙が採点で評価!

THE DIGEST編集部

2024.10.26

アタランタ戦で存在感を放った旗手。(C)Getty Images

アタランタ戦で存在感を放った旗手。(C)Getty Images

 セルティックはチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節で、アタランタと0-0で引き分け。第1節でスロバン・ブラチスラバに5-1と快勝を飾った後、前節のドルトムント戦で1-7の大敗を喫して天国と地獄を味わったスコットランド王者は、守勢の試合をしのぎ切って勝点獲得に成功している。

 この現地時間10月23日に行なわれたイタリア・ベルガモでのアウェーマッチで、セルティックからは旗手怜央、前田大然という2人の日本人選手が先発出場。前者は68分間、後者は75分間プレーし、ベンチスタートの古橋亨梧は68分からピッチに登場。前田は低いクロスでチャンスを創り、古橋は振り向きざまのシュート、裏に抜けてのボレー弾で果敢にゴールを狙った。

 古橋の交代出場とそのパフォーマンスについて、英国の日刊紙『The Guardian』は「アイルランド人のアダム・イダがセルティックの攻撃の先頭に立つというブレンダン・ロジャース監督の選択には、試合前から驚きの声が上がっていた。そしてイダは68分間、ほとんど試合に絡むことができなかったが、これは彼のせいとは言い難い状況だった。その後に登場した古橋の動きは、明らかにアタランタを困惑させた」と評している。
 
 一方、旗手は中盤で精力的な働きを見せ、英国公共放送『BBC』は「カラム・マクレガー、アルネ・エンゲルス、そして旗手の中盤のトリオが疲れ知らずのプレーを見せたことで、セルティックはボールプレーには改善の余地があったものの、ドルトムント戦で致命的となったような個々のミスを排除した」と伝えた。

『THE SCOTSMAN』紙は10点満点の採点で、最終ラインの選手には満点を与えて「神々のカテナチオ」と称賛したが、その中で中盤の旗手には及第点の「6」。寸評は「他の多くの中盤選手と同様に、彼の主な役割は守備を保護し、チームの形を維持することだった。その中でもこの日本人選手は、特に試合序盤にボールを扱う際に幾つかのクオリティーの高いプレーを見せたセルティックのMFだった。次第に疲れが見え始め、68分に交代した」と、ポジティブな内容になっている。

 前田は「5」で、「日本人のスピードスターは2試合連続、ウイングとして力を発揮できず、セルティックの攻撃の外側でプレーしていた。いつものように懸命に働いたものの、持ち味を発揮する機会はなかった」とネガティブな記述となり、採点なしとなった古橋は「キョウゴは何度かゴールに迫った」と総括された。
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