ローマ教皇フランシスコが4月20日にバチカンの自宅で死去したと教皇庁が発表したことで、サッカー界にも悲しみが広がり、同競技を愛した88歳のカトリック教会最高指導者に多方面から哀悼の意が示されている。
【動画】三笘薫、今季公式戦9点目!ブレントフォード戦ハイライト(三笘の登場は2:11あたり)
アルゼンチン・ブエノスアイレスのイタリア系移民の家庭に生まれた教皇に対して、父方の祖先が同じルーツを持つ同国サッカー界の英雄リオネル・メッシは、SNSで「特別な存在であり、親しみやすかったアルゼンチン出身の教皇……。教皇フランシスコよ、安らかにお眠りください。世界をより良い場所にしてくれてありがとう。あなたのことが恋しい」と冥福を祈った。
本名をホルヘ・マリオ・ベルゴリオといい、大学では化学を専攻したが、32歳で司祭になり、ブエノスアイレス大司教を経て、2001年に枢機卿に。2013年にベネディクト16世の退位を受け、翌3月に73歳で第266代の教皇に選ばれたフランシスコ教皇は、前述の通りサッカー好きとして知られ、特に故郷のクラブ、サン・ロレンソの大ファンだった。
スペインのラジオ局『Cadena SER』は、「このような聖職に就く者としては珍しく、ベルゴリオは最初からサッカーへの愛情を示し、世界中のサッカーチームをバチカンに迎え入れた。そして、アルゼンチン代表やサン・ロレンソのユニホームを着て面会に来た信者たちには、特に熱心に挨拶を交わしていた」と、エピソードを紹介している。
この1908年にロレンソ・マッサという神父によって設立されたクラブとの“恋”が始まったのは、サン・ロレンソがリーグ優勝を果たした1946年からのことからだという。「青と赤のクラブがかつての本拠地『ビエホ・ガソメトロ』の跡地に新スタジアムを建て、フランシスコ教皇の名が使われる予定だが、本人はこの案にあまり乗り気ではないと明かしていた」と伝えた。
フランシスコ教皇がその成功を祝福したのはサン・ロレンソだけでなく、「ラ・アルビセレステ」の愛称を持つ母国代表チームの活躍にも大きく心を動かされ、1978年の自国開催のワールドカップ、1986年メキシコ大会、そして2022年カタール大会と、3度のアルゼンチンによる世界制覇を見届けたという。
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本名をホルヘ・マリオ・ベルゴリオといい、大学では化学を専攻したが、32歳で司祭になり、ブエノスアイレス大司教を経て、2001年に枢機卿に。2013年にベネディクト16世の退位を受け、翌3月に73歳で第266代の教皇に選ばれたフランシスコ教皇は、前述の通りサッカー好きとして知られ、特に故郷のクラブ、サン・ロレンソの大ファンだった。
スペインのラジオ局『Cadena SER』は、「このような聖職に就く者としては珍しく、ベルゴリオは最初からサッカーへの愛情を示し、世界中のサッカーチームをバチカンに迎え入れた。そして、アルゼンチン代表やサン・ロレンソのユニホームを着て面会に来た信者たちには、特に熱心に挨拶を交わしていた」と、エピソードを紹介している。
この1908年にロレンソ・マッサという神父によって設立されたクラブとの“恋”が始まったのは、サン・ロレンソがリーグ優勝を果たした1946年からのことからだという。「青と赤のクラブがかつての本拠地『ビエホ・ガソメトロ』の跡地に新スタジアムを建て、フランシスコ教皇の名が使われる予定だが、本人はこの案にあまり乗り気ではないと明かしていた」と伝えた。
フランシスコ教皇がその成功を祝福したのはサン・ロレンソだけでなく、「ラ・アルビセレステ」の愛称を持つ母国代表チームの活躍にも大きく心を動かされ、1978年の自国開催のワールドカップ、1986年メキシコ大会、そして2022年カタール大会と、3度のアルゼンチンによる世界制覇を見届けたという。
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