元ドイツ代表で世界最高峰GKマヌエル・ノイアー（バイエルン）の妻、アニカさんが24歳の若さでプロスポーツ界からの引退を表明。ハンドボール選手として築いてきたキャリアをここで一旦終える決意をしたのだ。

　ドイツ２部のESV1927レーゲンスブルクに在籍していたアニカさんは、2023年11月に結婚。昨年には息子も誕生した。そうした背景があったからだろう。2025年５月７日付の英タブロイド紙『The Sun』によれば、彼女は今回の声明で次のように述べている。
  「非常に困難な決断でした。チームが大好きで、みんなとプレーするのは本当に楽しいからです。

今回の活動休止がハンドボール選手としてのキャリアの終わりだとは思っていません。ただ、息子と過ごす時間をもっと増やしたいだけです」

　まだシーズン中で試合を残すアニカさんは「ハンドボールが恋しくなります。最後の試合を楽しみ、素晴らしいシーズンを最高の形で締め括りたいです」ともコメント。彼女の引退表明を受け、ベルンハルト・ゴールドバッハ監督は「アニが今シーズン、ピッチ内外で成し遂げたことは素晴らしいです。産休から復帰し、これまで以上に強くなってシーズン全試合に出場しました。敬意を表します」と発表した。

構成●THE DIGEST編集部

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