現地時間4月30日に行なわれたAFCチャンピオズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝で、川崎フロンターレがサウジアラビアのアル・ナスルを3-2で下して初の決勝進出を果たした。
【動画】「なぜだ? 一体なぜ負けたんだ」悔しさが溢れるC・ロナウドの表情
サウジ・リヤドでの一戦、クリスチアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、ジョン・デュラン、マルセロ・ブロゾビッチといったワールドクラス揃いの地元チームを相手に、不利が予想されていた川崎だったが、10分に伊藤達哉の鮮やかなボレー弾で先制し、28分にマネのカットインからのゴールで追いつかれると、41分には大関友翔がこぼれ球を反応良く詰めて勝ち越し。さらに31分、エリソンの左サイドからの攻略から家長昭博が加点し、強敵の反撃をアイマン・ヤハヤのミドルによる1点に抑えてみせた。
AFC(アジア・サッカー連盟)は「川崎は見事なカウンターアタックによるサッカーを展開し、初めての決勝進出を果たすと同時に、アル・ナスルの夢を終わらせた」、またFIFA(国際サッカー連盟)は「日本人選手10人を先発に起用した川崎を、ロナウドらを擁するスター軍団が圧倒することが予想されていたが、日本チームは立ち上がりから簡単にはいかないことをアル・ナスルに対して示した」と、それぞれ公式サイトで伝えている。
スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「本来、川崎が初の決勝進出を果たすための夜ではなかったが、彼らはそれを実現してしまった。この夜、ロナウドが昨年失敗した決勝進出を決めるはずだったし、巨額の投資を行なったアル・ナスルが30年ぶりに決勝進出を果たすはずだった。さらに、アル・アハリとアル・ナスルによるサウジ勢の決勝という、同国サッカー界の栄光を示す瞬間になるはずだった」と綴り、「主役を引き立てる脇役として登場したはずが、結果的に脚光をさらった」と、Jチームによる番狂わせを表現した。
川崎の戦いぶりについては、「攻守で一体となって動き、与えられたチャンスで確実に仕留め、サウジ側を苦しめたようなミスを避けた。それゆえ、ボール支配率の4分の3を相手に譲ったことは、全く問題にならなかった。必要な時に、彼らはやるべきことをやった。それだけのことだ。当然ながら、この試合の敗退によって注目はアル・ナスルに集まる。彼らのスター性ゆえに仕方のないことだ。しかしこの夜は、青と黒のチームにとって歴史的な瞬間だった」
攻撃面で「アル・ナスルはチャンスを逃し、川崎はそれを逃さなかった」とも指摘した同メディアは、改めて「まさに、ハリウッドの脚本のような結末。そして川崎が、そこにいた“主役”だった」と総括。そして、「日本では強さを示すも、アジアではなかなか成功できなかった川崎が、ついにその頂点を争うチャンスを手にした」と締めている。
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サウジ・リヤドでの一戦、クリスチアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、ジョン・デュラン、マルセロ・ブロゾビッチといったワールドクラス揃いの地元チームを相手に、不利が予想されていた川崎だったが、10分に伊藤達哉の鮮やかなボレー弾で先制し、28分にマネのカットインからのゴールで追いつかれると、41分には大関友翔がこぼれ球を反応良く詰めて勝ち越し。さらに31分、エリソンの左サイドからの攻略から家長昭博が加点し、強敵の反撃をアイマン・ヤハヤのミドルによる1点に抑えてみせた。
AFC(アジア・サッカー連盟)は「川崎は見事なカウンターアタックによるサッカーを展開し、初めての決勝進出を果たすと同時に、アル・ナスルの夢を終わらせた」、またFIFA(国際サッカー連盟)は「日本人選手10人を先発に起用した川崎を、ロナウドらを擁するスター軍団が圧倒することが予想されていたが、日本チームは立ち上がりから簡単にはいかないことをアル・ナスルに対して示した」と、それぞれ公式サイトで伝えている。
スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「本来、川崎が初の決勝進出を果たすための夜ではなかったが、彼らはそれを実現してしまった。この夜、ロナウドが昨年失敗した決勝進出を決めるはずだったし、巨額の投資を行なったアル・ナスルが30年ぶりに決勝進出を果たすはずだった。さらに、アル・アハリとアル・ナスルによるサウジ勢の決勝という、同国サッカー界の栄光を示す瞬間になるはずだった」と綴り、「主役を引き立てる脇役として登場したはずが、結果的に脚光をさらった」と、Jチームによる番狂わせを表現した。
川崎の戦いぶりについては、「攻守で一体となって動き、与えられたチャンスで確実に仕留め、サウジ側を苦しめたようなミスを避けた。それゆえ、ボール支配率の4分の3を相手に譲ったことは、全く問題にならなかった。必要な時に、彼らはやるべきことをやった。それだけのことだ。当然ながら、この試合の敗退によって注目はアル・ナスルに集まる。彼らのスター性ゆえに仕方のないことだ。しかしこの夜は、青と黒のチームにとって歴史的な瞬間だった」
攻撃面で「アル・ナスルはチャンスを逃し、川崎はそれを逃さなかった」とも指摘した同メディアは、改めて「まさに、ハリウッドの脚本のような結末。そして川崎が、そこにいた“主役”だった」と総括。そして、「日本では強さを示すも、アジアではなかなか成功できなかった川崎が、ついにその頂点を争うチャンスを手にした」と締めている。
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