現地７月29日、米ポッドキャスト番組『Baseball Isn't Boring』は公式TikTokでロサンゼルス・ドジャースの新人捕手ダルトン・ラッシングへのインタビュー動画を配信した。ラッシングは今季から二刀流に本格復帰した大谷翔平（ドジャース）とのマル秘エピソードを明かした。

【動画】大谷翔平がラッシングとのバッテリーで圧巻の３者連続空振り三振！ 　今季メジャーデビューを果たした24歳のラッシングは、大谷が29日までに登板した６試合中３試合で女房役を務め、計６イニングで被安打２、無失点、７奪三振を残した偉才のピッチングをサポート。ほかにも山本由伸やタイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウら一線級の投手の球を受けてきたが、なかでも大谷は一味違うと感じたという。

　番組内で「あなたが受けたなかで最もユニークな投手や球種は？」と問われたラッシングは「ショウ（大谷）だね。ショウヘイのスプリットは素晴らしいよ。２種類のスライダー（スイーパー）もすごくいいし、ファストボールも良い」と回答した。

　また、投手・大谷の“特別待遇”にも言及。「ミーティングをした時に『ヘイ！君が投げたいように投げてくれ』と言ったんだ。『分かったよ。行こうぜ』って感じだった」と、登板前のエピソードを紹介。実際に投じる球は大谷が決めると言い、他の投手がどれほど自ら投球を組み立てるのかと聞かれると、「１％だね（笑）。ショウがオンリーワンだよ。その権利を勝ち取ったんだ」とスーパースターの偉大さを強調した。

　打者の心理をよく理解し、投手としての実力も兼ね備えている大谷。その唯一無二さが分かるインタビューだった。

構成●THE DIGEST編集部

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