専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

ア・リーグ記録62本ジャッジに並ぶHR量産ペースのマ軍ラリー、「スイッチヒッター」「正捕手」などのシーズン記録更新も濃厚と現地記者が示唆

THE DIGEST編集部

2025.08.01

スイッチヒッター捕手のシーズン本塁打記録をすでに塗り替えたラリー。(C) Getty Images

スイッチヒッター捕手のシーズン本塁打記録をすでに塗り替えたラリー。(C) Getty Images

 シアトル・マリナーズのカル・ラリーは現地7月31日のテキサス・レンジャーズ戦に「2番・捕手」として先発出場。今季第42号となるソロホームランを放ち、ワイルドカード3位攻防戦でのチームの勝利に貢献した。

 MLB公式Xによると、これでラリーは両打ちの捕手としてのシーズン記録を更新。7月末時点での42本という数字は、ア・リーグ記録のシーズン62本塁打を達成した2022年のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と同じだという。

【動画】154キロのストレートを弾き返し...ラリーが両打正捕手のシーズン記録を更新する第42号HRを放つ!
 さらに『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、シーズン開幕から110試合でのラリーの42本という記録は、スイッチヒッターとして1961年のミッキー・マントル(当時ヤンキース)の43本に次いでMLB史上2番目。マリナーズの過去のどの正捕手よりも5本以上多いという。

 また、ラングス記者はシーズン記録にも言及。正捕手のシーズン本塁打記録は、2021年のサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)の48本だといい、捕手として出場した試合での本塁打数はハビー・ロペス(当時アトランタ・ブレーブス)が2003年に残した42本が最多(ラリーは現在34本)だと説明。さらに前出の1961年のマントルが両打ちの打者として54本塁打のシーズン記録を保持しているとし、いずれもラリーが塗り替える可能性が高いと示唆した。

 そしてマリナーズは今回のトレードデッドラインで最も成功したチームの一つとして評価されており、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから、打点と本塁打でナ・リーグ首位争いを繰り広げていたエウヘニオ・スアレス三塁手を復帰させたほか、打率.288の一塁手ジョシュ・ネイラーを獲得している。

 ラリーは現在ジャッジと5本差、ナ・リーグの大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)と4本差と独走態勢を固めつつある。ラリーとチームがこの調子を維持できれば、10月にはプレーオフの舞台で“本塁打王”ラリーの強打が見られるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    7月10日(木)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    7月17日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    7/18(金)発売!

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    7月25日(金)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    7月24日(木)発売

    定価:1100円 (税込)