ロサンゼルス・ドジャースのリリーバー、ベン・カスパリウスは、シーズン序盤の好調から一転し、現在は苦しい状況に直面している。先発への挑戦を経て、再びブルペンでの役割に順応しようと懸命に取り組んでいる。
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　カスパリウスは今季序盤、安定した成績を残していた。４月は８試合に登板し、18回2/3を投げて防御率3.38、続く５月も８試合で14回2/3、防御率2.45を記録し、ブルペンに欠かせない存在となっていた。
  　しかし、先発の機会を得た６月以降は成績が下降。６月は６試合（うち先発１試合）で防御率6.20を記録。７月に入るとさらに調子を落とし、７試合（うち先発１試合）で防御率10.24と厳しい結果が続いた。現在は再びブルペンに戻っている。

　現地31日、地元メディア『Dodger blue』によると、カスパリウスは現在の課題と取り組みについて次のように語っている。

「リリーフの役割に戻る中で、再び自分の投球リズムをつかもうとしている。ほぼ毎日、ピッチングコーチたちと攻め方や球種の変化について話し合ってる」と明かし、「マウンド上で自然体で投げられるようになれば、本来の自分の姿を取り戻せると思う」と前向きな姿勢を見せた。

　試行錯誤を続けるカスパリウス。チームに欠かせない右腕として、本来の安定感を取り戻せるか、今後の投球に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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