ロサンゼルス・ドジャースがナ・リーグ西地区首位から陥落した。
現地8月23日に行なわれたサンディエゴ・パドレスとの3連戦の2戦目。前日の1対2に続いて1対5で敗れ、宿敵パドレスに首位を明け渡し、1ゲーム差の2位に転落した。
序盤から両チームの先発が好投した。ドジャースの先発タイラー・グラスノーは初回と2回を三者凡退で切り抜け、3回には2四球で2死一、二塁と得点圏に走者を背負うものの、2番ルイス・アラエスを二ゴロに打ち取った。
そんなグラスノーを上回ったのが、パドレスの先発ネストル・コルテスだ。トレード期限にミルウォーキー・ブルワーズからトレード加入した左腕は、初回から5回までそれぞれ3人で抑えるパーフェクト投球。6回1死から8番ミゲル・ロハスに右前打を打たれたが、6回81球、被安打1、3奪三振、四死球0、無失点と満点の内容を披露した。
一方のグラスノーは4回に、2つの四球と安打で1死満塁のピンチを迎えると、7番ラモン・ラウレアーノに適時打を打たれて2点を許し、続く8番ジェイク・クローネンワースに犠飛を打たれて3点目を失った。
4回83球、被安打2、3奪三振、4四球、3失点でマウンドを降りたグラスノーからマウンドを引き継いだベン・カスパリウスが5回を無失点に抑え、6回から3番手ジャスティン・ロブレスキーが登板。6、7回をそれぞれ無失点に抑えた。
ドジャースは8回に代打アレックス・フリーランドがソロ本塁打を放って1対3。それでも8回2死二、三塁でロブレスキーが5番ザンダー・ボガーツに適時二塁打を打たれて1対5とさらに失点を重ねてしまった。
9回の攻撃も9番バディ・ケネディが空振り三振、1番の大谷翔平が右飛、2番ムーキー・ベッツが二ゴロと3人で終え、ドジャースはわずか2安打しか打てずに敗れた。大谷は4打数無安打、1三振。2試合連続で快音が聞かれなかった。
前日もわずか3安打しか打てず、2試合でパドレス投手陣から計5安打しか打てていないドジャースに、多くの米メディアや記者が辛辣な言葉を浴びせかけた。ジャーナリストのブレイク・ハリス氏は、「しばらくこのチームを見てきたが、いまのドジャースは最も覇気がない状態」「攻撃力はゼロだ」「地区2位に逆戻り」などと評した。
ただ、「いいニュースもある」とハリス氏は光明にも触れている。「まったくひどいプレーをしたにもかかわらず、明日(24日)の試合に勝てば、首位に並べるのだ」と、前向きな論調を展開して3試合ぶりの勝利を期待した。
パドレス3連戦の3戦目、ドジャースは山本由伸が先発。対するパドレスはニック・ピベッタがマウンドに上がる。両チームの勝ち頭が登板する一戦に、ドジャースが勝って首位に同率で並ぶのか、パドレスがドジャースとのゲーム差を2に広げるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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現地8月23日に行なわれたサンディエゴ・パドレスとの3連戦の2戦目。前日の1対2に続いて1対5で敗れ、宿敵パドレスに首位を明け渡し、1ゲーム差の2位に転落した。
序盤から両チームの先発が好投した。ドジャースの先発タイラー・グラスノーは初回と2回を三者凡退で切り抜け、3回には2四球で2死一、二塁と得点圏に走者を背負うものの、2番ルイス・アラエスを二ゴロに打ち取った。
そんなグラスノーを上回ったのが、パドレスの先発ネストル・コルテスだ。トレード期限にミルウォーキー・ブルワーズからトレード加入した左腕は、初回から5回までそれぞれ3人で抑えるパーフェクト投球。6回1死から8番ミゲル・ロハスに右前打を打たれたが、6回81球、被安打1、3奪三振、四死球0、無失点と満点の内容を披露した。
一方のグラスノーは4回に、2つの四球と安打で1死満塁のピンチを迎えると、7番ラモン・ラウレアーノに適時打を打たれて2点を許し、続く8番ジェイク・クローネンワースに犠飛を打たれて3点目を失った。
4回83球、被安打2、3奪三振、4四球、3失点でマウンドを降りたグラスノーからマウンドを引き継いだベン・カスパリウスが5回を無失点に抑え、6回から3番手ジャスティン・ロブレスキーが登板。6、7回をそれぞれ無失点に抑えた。
ドジャースは8回に代打アレックス・フリーランドがソロ本塁打を放って1対3。それでも8回2死二、三塁でロブレスキーが5番ザンダー・ボガーツに適時二塁打を打たれて1対5とさらに失点を重ねてしまった。
9回の攻撃も9番バディ・ケネディが空振り三振、1番の大谷翔平が右飛、2番ムーキー・ベッツが二ゴロと3人で終え、ドジャースはわずか2安打しか打てずに敗れた。大谷は4打数無安打、1三振。2試合連続で快音が聞かれなかった。
前日もわずか3安打しか打てず、2試合でパドレス投手陣から計5安打しか打てていないドジャースに、多くの米メディアや記者が辛辣な言葉を浴びせかけた。ジャーナリストのブレイク・ハリス氏は、「しばらくこのチームを見てきたが、いまのドジャースは最も覇気がない状態」「攻撃力はゼロだ」「地区2位に逆戻り」などと評した。
ただ、「いいニュースもある」とハリス氏は光明にも触れている。「まったくひどいプレーをしたにもかかわらず、明日(24日)の試合に勝てば、首位に並べるのだ」と、前向きな論調を展開して3試合ぶりの勝利を期待した。
パドレス3連戦の3戦目、ドジャースは山本由伸が先発。対するパドレスはニック・ピベッタがマウンドに上がる。両チームの勝ち頭が登板する一戦に、ドジャースが勝って首位に同率で並ぶのか、パドレスがドジャースとのゲーム差を2に広げるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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