トレード期限にワシントン・ナショナルズからロサンゼルス・ドジャースに加入したアレックス・コール外野手が、地元メディアから期待を集めている。ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「過小評価されている新戦力の活躍が、チームにメンバー変更を強いる状況を生み出した」と伝え、不振が続くマイケル・コンフォートに代わってコールの先発起用を訴えた。
「トレード期限直前に加入したコールは、コンフォートの代役選手と見なされていなかった。ジェームズ・アウトマンを放出したこともあり、ファンの多くはスティーブン・クワン(クリーブランド・ガーディアンズ)のような即戦力を補強するだろうと予想していた」
結局、ドジャースはクワンの獲得に失敗。8月に入ってもコンフォートを左翼手の主戦として起用し続けている。8月の18試合のうち、コンフォートは13試合で先発出場し、3試合で途中出場。出場しなかったのはわずか2試合だった。シーズン通算打率は.188で、8月に限れば.136。7月の月間打率が.273と復調の気配が見えたものの、8月に入って数字を落としている。
一方のコールはドジャース加入後の18試合で、7試合に先発出場。代打などで途中出場したのが8試合で、3試合に出場しなかった。シーズン通算打率は.274。ドジャース加入後の8月の打率は.276と、コンフォートを上回る数字を残している。
とりわけコールが印象的な活躍をしたのが、左翼手として先発出場した8月19日のコロラド・ロッキーズ戦だった。1本塁打を含む5打数4安打、2打点、3得点。この一戦でコンフォートに出番は最後まで回ってこなかった。
こうした活躍もあって、同メディアは先発左翼手をコンフォートではなくコールが適任だと主張。「(2029年まで契約が残る)コールを手放す意思がないのであれば、コンフォートの代役として、より多くの出番を与えるべきだ。ロッキーズ戦の大活躍は、ドジャースが1年契約のコンフォートについて決断を下すには十分の結果だ」と伝えている。
「コンフォートの記事を出すたび、いつも繰り返しのような同じ内容になってしまう。ドジャースは先発陣の負傷や、ブルペン陣の不調、お粗末な守備など多くの問題を抱えているが、しかしチームの最も特徴的な打撃陣のなかで、コンフォートが唯一の弱点であるのは明らかだ」
このように記事を記してきた同メディアは、「コンフォートのようなパワーはないが、コールには少なくとも出塁する能力が備わっている」と、あらためて新戦力コールのスタメン定着を訴えた。
構成●THE DIGEST編集部
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一方のコールはドジャース加入後の18試合で、7試合に先発出場。代打などで途中出場したのが8試合で、3試合に出場しなかった。シーズン通算打率は.274。ドジャース加入後の8月の打率は.276と、コンフォートを上回る数字を残している。
とりわけコールが印象的な活躍をしたのが、左翼手として先発出場した8月19日のコロラド・ロッキーズ戦だった。1本塁打を含む5打数4安打、2打点、3得点。この一戦でコンフォートに出番は最後まで回ってこなかった。
こうした活躍もあって、同メディアは先発左翼手をコンフォートではなくコールが適任だと主張。「(2029年まで契約が残る)コールを手放す意思がないのであれば、コンフォートの代役として、より多くの出番を与えるべきだ。ロッキーズ戦の大活躍は、ドジャースが1年契約のコンフォートについて決断を下すには十分の結果だ」と伝えている。
「コンフォートの記事を出すたび、いつも繰り返しのような同じ内容になってしまう。ドジャースは先発陣の負傷や、ブルペン陣の不調、お粗末な守備など多くの問題を抱えているが、しかしチームの最も特徴的な打撃陣のなかで、コンフォートが唯一の弱点であるのは明らかだ」
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