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侍コンビが投打で大活躍! 山本由伸が今季11勝目&大谷翔平は45号ソロHRで宿敵パドレスに逆転勝ち! ドジャースが再び地区同率首位に並ぶ

THE DIGEST編集部

2025.08.25

大谷(左)は9回に45号HR。投げては山本(右)が6回6K2失点で今季11勝目を挙げた。(C)Getty Images

大谷(左)は9回に45号HR。投げては山本(右)が6回6K2失点で今季11勝目を挙げた。(C)Getty Images

 現地8月24日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に8対2で勝ち、再びゲーム差なしで地区同率首位に並んだ。先発した山本由伸が6回を投げ4安打6奪三振2四球2失点で今季11勝目。1番・指名打者で出場した大谷翔平は4試合ぶりとなる45号ソロホームランを放ち4打数1安打。日本人コンビが投打でチームを勝利に導いた。

 ドジャースは初回に大谷が四球、ムーキー・ベッツが中安打、さらにフレディ・フリーマンが四球を選び無死満塁のビッグチャンスを作る。4番テオスカー・ヘルナンデスがあわやホームランの大飛球を放つが、相手中堅手のスーパーキャッチで犠飛。後続が連続三振に倒れ、わずか1点のみに終わる。

 打線から先制点をもらった山本は直後の立ち上がり、先頭のフェルナンド・タティースJr.にいきなり9球も粘られる。結局四球を与えるも、続くルイス・アラエスをカーブで二ゴロ併殺。マニー・マチャドを97.3マイル(約157キロ)の直球で空振り三振に仕留める。

 山本は3回1死から初安打を許すと、9番エライアス・ディアズにカウント2-2から高めに浮いてしまったツーシームを捉えられ痛恨の逆転2ラン。相手本拠地ペトコパークから大歓声が上がるなか、打たれた瞬間に右腕はマウンド上で絶叫。悔しげな表情を浮かべた。だがすぐに気持ちを切り替え、強打者のタティースJr.とアラエスを連続で打ち取った。

 2点に抑える山本に応えたいドジャース打線は6回、フリーマンがセンター右に17号ソロを放ち2対2の同点。頼れる男がエースの粘投に一発で援護する。

 球数が82球に達していたが山本は6回も続投。先頭のアラエスを2球で仕留め、続くマチャドは左前打を与えるがオハーンを中飛に仕留めて2アウト。一発のあるザンダー・ボガーツをカウント1-2で追い込むと、最後は外角のカットボールで空振り三振。魂の投球で雄叫びを上げた山本は92球を投げ抜き、この回限りで降板する。
 
 すると7回、ドジャースは1死一、二塁の好機をつくると、9番ダルトン・ラッシングが値千金の右越え3号3ランでついに5対2と勝ち越し。山本とバッテリーを組んだ24歳のルーキー捕手が大仕事をやってのけ日本人右腕に勝利投手の権利が転がり込んだ。さらに2死一塁からフリーマンが2打席連続の18号アーチが飛び出し一挙5得点。ベンチの山本から笑みがこぼれた。

 5点リードの9回にはパドレス4番手の松井裕樹から大谷がダメ押しとなるソロ弾を右翼席に叩き込み、ドジャースが圧倒。今季最終カードとなる宿敵との首位攻防戦を快勝した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】負けられない首位攻防戦で大谷翔平が45号ソロ弾!山本由伸が今季11勝目

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