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「真価はまだ発揮されていない」夏場好調のソトにメッツ専門メディアが“1番起用”を提案「攻撃全体の流れを変えられる可能性がある」

THE DIGEST編集部

2025.08.25

メッツのソト。終盤戦での活躍に期待がかかる。 (C)Getty Image

メッツのソト。終盤戦での活躍に期待がかかる。 (C)Getty Image

 ニューヨーク・メッツと昨オフに15年総額7億6500万ドル(当時約1147億円)の大型契約を結んだフアン・ソトについて、メッツ専門メディア『Rising Apple』が「メッツ、ソトの“最後の一手”はトップバッター起用か」と題した記事を掲載。「球界屈指の打者を1番打者に置くだけで、攻撃全体の流れを変えられる可能性がある」と綴り、打順変更を提言した。

 ソトは今季序盤戦、開幕から3か月間(3月~5月)で打率.231、9本塁打と期待を下回る数字に終わり、ファンや地元メディアからは落胆の声も上がった。しかし6月には打率.322、11本塁打、OPS1.196(出塁率.474、長打率.722)と復調し、8月も7本塁打を放つなど調子を上げている。現時点(24日)でのシーズン成績は打率.250、32本塁打、77打点、21盗塁(キャリアハイ)、OPS.884と安定した数字を残している。

 決して低調とは言えないが、『Rising Apple』は「これまで2番や3番で結果を残してきたが、その真価はまだ発揮されていないように感じられる」とし、こう続けた。
 
「ソトはリードオフのポジションにふさわしい。打線の核として出塁し、試合の流れをつくる力は群を抜いているが、メッツはその強みを十分に活かせていない。大きな戦術変更ではなく、単純に球界屈指の打者を1番打者に置くだけで、攻撃全体の流れを変えられる可能性がある」

 また同メディアは1番打者に適していることを裏付けるデータとして、以下のように記した。

「リーグトップの104四球を記録し、先頭打者としての成績も打率.244、出塁率.379、OPS.905、さらに17四球と、すでにリードオフマンとして十分な適性を見せている。加えて今季は21盗塁を決め、俊足ではないものの、走塁技術と判断力で単打を得点機に変えることができ、投手に序盤からプレッシャーを与える存在になっている。出塁力と走力を兼ね備えたリードオフ像は、まさにメッツに不足していた要素だ」

 さらに「ソトを1番に置くべきという主張は数字上の理由だけではない。彼の長所を最大限に活かし、弱点を補う戦略的な配置転換だ。革新的ではないが、このシンプルな選択がメッツの攻撃をコントロールし、シーズンを通して大きなアドバンテージになる可能性がある」と論じ、記事を締めくくった。

 はたしてメッツはソトの力を最大限に引き出せるのか。レギュラーシーズン終盤の戦いに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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