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MLB

2026年に映画の名作舞台で3度目のMLB公式戦開催有力と現地報道 米メディアも“名場面”を回想「ケビン・コスナーが感動的なセレモニー」 

THE DIGEST編集部

2025.08.26

2021年の1回目はヤンキースとホワイトソックスが対戦。トウモロコシ畑から選手が登場するという演出がみられた。(C) Getty Images

2021年の1回目はヤンキースとホワイトソックスが対戦。トウモロコシ畑から選手が登場するという演出がみられた。(C) Getty Images

“あの場所”にメジャーリーガーたちが帰って来る。

 映画「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台で来年、MLB公式戦が行なわれる見通しだと、『The Athletic』など、米国内各メディアが報じた。アイオワ州に建設されたトウモロコシ畑に囲まれたボールパークでは、2021年、2022年と2度、公式戦が開催されている。独特の雰囲気の中で選手が躍動する姿は、題材となった映画のシーンを思い起こさせるものとなり、わずか2試合ながらも、野球ファンの記憶に深く刻まれている。
 
 初年度にはシカゴ・ホワイトソックスとニューヨーク・ヤンキースが対戦。翌年にはシカゴ・カブスとシンシナティ・レッズのカードが組まれ、いずれのゲームとも、試合開始前に印象深い演出が行なわれた。今回の報道を受け、アイオワ州を拠点とするニュースメディア『Des Moines Register』が過去の2試合を振り返っている。

 同メディアは、第3回開催が有力となったことで、「最終決定にはまだ追加の調整が必要だが、実現すればアイオワ州にとってもMLBにとっても大きなニュースだ」などと伝えた。

 そのうえで、「2021年の試合は、ホワイトソックスのティム・アンダーソンがサヨナラ本塁打をトウモロコシ畑に打ち込むという劇的なパフォーマンスで幕を閉じ、野球史の『特別な瞬間』として刻まれた」とゲーム展開を回想。さらに、「その試合前には、映画でアイオワの農夫役を演じたケビン・コスナーが感動的なセレモニーを行ない、観客を沸かせた」と当時の様子を綴っている。

 そして翌年のゲームについては、「2022年にはレッズ対カブスの一戦が行なわれ、試合前にはケン・グリフィー・ジュニアと父親のケン・グリフィー・シニアがフィールドでキャッチボールを披露。試合はカブスが4-2で勝利した」などと説明。なお、この試合にはルーキーシーズンに挑んでいた鈴木誠也もスタメン出場し、タイムリーヒットを放つなど、チームの白星に貢献している。

 同メディアは、「現時点で、アイオワ州で開催されたMLB公式戦はこの2021年、2022年の2試合に限られている。しかし来年、その数は3試合目へと増えることになる」と期待を寄せた。

 感動を呼び人気を博した名作の舞台に、再びメジャーリーガーが立つ。来年のゲームではファンにどんな夢を見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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