現地8月31日、ロサンゼルス・ドジャースがアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの一戦を制した。勝負を決したのはウィル・スミスのひと振り。キャリア4度目となる代打サヨナラ本塁打が、チームに貴重な1勝をもたらした。
試合は4対4で迎えた9回裏。先頭打者として代打に送られたのはスミスだった。マウンドにはダイヤモンドバックスの3番手ジョン・カーティス。カウント0―1からの2球目、96.4マイル(約155キロ)のフォーシームを完璧に捉える。打球は左中間スタンドに突き刺さる劇的な17号サヨナラホームランとなり、チームを5対4の勝利へと導いた。
試合後、地元放送局『SportsNet LA』のインタビューで、値千金の一打を「速球を振り抜いただけだよ」と、さらりと振り返ったスミス。ホームベース付近ではチームメイトから手荒い祝福を受け「良かった。僕たちにはこれが必要だった」と喜びを語り、チームの気持ちを代弁した。
この日のドジャースは序盤のリードを守り切れず、終盤に追いつかれる苦しい展開。それだけに、最後に勝ち切った意味は大きい。スミスも「今日ここで勝利して遠征に出られるのは大きい」と、この1勝の価値を強調した。
2019年のルーキーイヤーから、スミスは勝負どころでの強さを発揮し続けてきた。プレッシャーのかかる場面で力を出せる理由を問われると「呼吸をして、落ち着くこと。そして、自分が探している球を狙い打つんだ」と、日頃から意識している心構えを明かした。
常に冷静さを保ち、狙いを遂行する姿勢は数字にも表れている。今季は打率.293でナショナル・リーグ4位につけている。スミスが持つ勝負強さを改めて証明した一打となった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】スミス、サヨナラ本塁打でチームに貴重な1勝をもたらす
試合は4対4で迎えた9回裏。先頭打者として代打に送られたのはスミスだった。マウンドにはダイヤモンドバックスの3番手ジョン・カーティス。カウント0―1からの2球目、96.4マイル(約155キロ)のフォーシームを完璧に捉える。打球は左中間スタンドに突き刺さる劇的な17号サヨナラホームランとなり、チームを5対4の勝利へと導いた。
試合後、地元放送局『SportsNet LA』のインタビューで、値千金の一打を「速球を振り抜いただけだよ」と、さらりと振り返ったスミス。ホームベース付近ではチームメイトから手荒い祝福を受け「良かった。僕たちにはこれが必要だった」と喜びを語り、チームの気持ちを代弁した。
この日のドジャースは序盤のリードを守り切れず、終盤に追いつかれる苦しい展開。それだけに、最後に勝ち切った意味は大きい。スミスも「今日ここで勝利して遠征に出られるのは大きい」と、この1勝の価値を強調した。
2019年のルーキーイヤーから、スミスは勝負どころでの強さを発揮し続けてきた。プレッシャーのかかる場面で力を出せる理由を問われると「呼吸をして、落ち着くこと。そして、自分が探している球を狙い打つんだ」と、日頃から意識している心構えを明かした。
常に冷静さを保ち、狙いを遂行する姿勢は数字にも表れている。今季は打率.293でナショナル・リーグ4位につけている。スミスが持つ勝負強さを改めて証明した一打となった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】スミス、サヨナラ本塁打でチームに貴重な1勝をもたらす
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