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「今がその時…熱くなるべき時なんだ」ソトが魅せた逆転劇! 「チームを背負って戦っている」とメンドーサ監督も称賛

THE DIGEST編集部

2025.09.02

満塁ホームランを放ったソト。(C)Getty Images

満塁ホームランを放ったソト。(C)Getty Images

 現地9月1日、ニューヨーク・メッツのフアン・ソトは、敵地コメリカ・パークでのデトロイト・タイガース戦で満塁弾を含む6打点の大活躍を見せ、チームを10対8の勝利に導いた。

 ソトは4回、2対3とリードされている二死満塁の場面で、相手先発チャーリー・モートンの4球目のカーブを捉え、キャリア2本目となるグランドスラム(満塁本塁打)を右中間スタンドへ運んだ。これでチームは6対3と逆転に成功した。
 
 さらに6対6と同点とされた6回には、勝ち越しとなる2点適時三塁打を放ち、キャリア最多に並ぶ1試合6打点をマーク。MLB公式サイト『MLB.com』によれば、試合後にソトは「今がその時なんだ。9月に勢いに乗ったチームが最後まで行ける。だからこそ今が熱くなるべき時なんだ」と話し、シーズン終盤の戦いに向けて強い意気込みを示した。

 また同メディアによると、ソトはこの試合で本塁打と四球を同時に記録した試合数が通算116試合となり、ミッキー・マントル(元ニューヨーク・ヤンキース)が保持していた大リーグ記録を更新した。この日は2四球を選び、リーグ最多の113四球とした。

 メッツのカルロス・メンドーザ監督は、ソトの活躍を「本当にすごいよ。あの男はチームを背負って戦っている」と称賛。また、シーズン序盤は平凡な数字だったものの、6月以降だけで27本塁打、63打点を積み上げている点を挙げ「いまや完成された打者だ」という評価を伝えている。

 ナショナル・リーグ東地区でメッツは現在2位。首位フィラデルフィア・フィリーズとのゲーム差は6.0で、ポストシーズン争いの行方に注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】フアン・ソト、36号となる満塁本塁打を放つ

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